令和6年5月吉日
開成学園バレー部OB会の皆様
2023(令和5)年度OB総会開催のお知らせ
新緑が映えるすがすがしい季節となりました。皆様にはいかがお過ごしでしょうか。本年度も下記のようにOB総会をリアルで開催いたしますのでご案内申し上げます。
記
日時; 2024年6月22日(土)16時から20時まで
場所; アートホテル日暮里ラングウッド(前回と同じ場所です)
ホテル地図等は 以下のURLを参照ください。
https://art-nippori-lungwood.com
スケジュール;
16時 OB総会
17時 JVA(日本バレーボール協会)A級審判員
佼成学園女子中学高等学校教諭
楓淳一郎様(H11卒)講演
題目(仮題)『指導者×審判員×保護者』
17時45分~18時15分 懇親会場入替準備
18時15分 懇親会(ビッフェ形式を予定)
19時45分頃 散会
懇親会会費; 社会人 一人6千円、学生(大学院生を含む) 無料
※なお、ホテルのホームページでは、以下のように書かれています。
ホテル館内でのマスク着用は、昨年同様、「お客様ご自身の判断」に委ねることとさせていただきます。
https://art-nippori-lungwood.com/news/detail.php?id=124
参加可否;
6月4日(火)までに下記リンク先より参加可否をご回答ください。総会、講演会、懇親会それぞれ個別での参加も可能ですのでご回答お願いいたします。
https://forms.gle/AQqq71nLsZ2XCb3y6
回答記入後、必ず左下の送信ボタンを押してください。
お問合せは下記事務局アドレスにメールにてご連絡をお願いいたします。
2024年6月22日
開成学園排球部OB会 2023年度総会資料
総会の挨拶に代えて
会長 関 茂和(昭和54年卒)
松原前会長から昨年6月に会長のバトンを受けて一年が過ぎました。3年におよんだコロナ禍もようやく沈静化して私たちの生活もほぼ以前の日常に戻りました。OB会もリアルな総会を始め、その他の全ての行事を気兼ねなく実施することが可能になりました。
会長職を受けて新幹事団を組織し、初年度の運営を行ってきました。松原前会長時代に立ち上げたホームページ、シクミネット等については皆さん身近に感じていただけているのではないでしょうか。毎月更新しているホームページには読み応えのあるリレーエッセイが掲載されるなど、充実したものになってきていると思います。また、シクミネットによる会員皆様への連絡方法の確立もOB会の運営に大きく寄与しています。中断している行事もいくつかありますが、OB会員の親睦を図るべく今後さらなる充実した運営を進めて行きます。今後の課題としては、年度幹事会の位置づけと会員への連絡の深度を深めること、および収支、特に会費徴収方法の見直し等があるかと考えています。現役も先生方そしてOB諸兄のコーチ陣の指導によりさらなる活躍が期待されています。
このようななか、昨年末に松原前会長が急逝されるという悲しい出来事がありました。特別補佐として幹事団に残っていただいて、会長時代にやり残したことに手を付けようとしていたところでした。思い残したことが多々あるかと想像します。我々新幹事団は松原前会長のOB会への思いを引き継いでOB会のさらなる充実を目指していくつもりです。おりしもこの夏のパリオリンピックには男女共に出場することになりメダルの可能性もありそうです。久しぶりの?バレーボールブームが到来することを期待しつつ、わがOB会のますますの発展のため、皆様のご協力をよろしくお願いします。
最後に今回もホームページのURLを下記に書きますので、OB会の最近の活動や昔の話などをご覧いただきたいと思います。また、是非、皆様からのホームページへの記事の提供などもお待ちしております。
ホームページURL;http://kaisei.vbob.jp/
総会出席者(卒業年・苗字)
S26 吉村、S40 佐藤、S44 片野、S49 高塚、S49 老川、S49 丹治、S50 市村、S52 老川、
S53 野口、S54 熊谷、S54 関、S55 高浪、S55 馬場、S58 高橋、S61 神ノ田、S63 横井、
H9 金田、H9 市原、H11 楓、H22 松本、R4 久保、R5 水戸 以上22名
<総会次第>
総会に先立ち、松原秀彰前会長、およびこの一年間に他界された会員の方々に対して黙祷を捧げます。
議案1. 2023年度活動報告の審議・承認
議案2. 2023年度決算報告の審議・承認
議案3. 2024年度役員案の審議・承認
議案4. 2024年度活動計画案の審議・承認
議案5. 2024年度予算案の審議・承認
議案6. 現役活動報告(中高コーチ)
議案7. 年度幹事・年代幹事の名簿
採決
議案1.2023年度活動報告の審議・承認
議案1-1主な活動報告(担当;関、高橋)
1 総会(2023年6月24日、28名参加)※
2 保護者会(2023年6月24日、2名参加) ※
3 夏合宿(中学:8/2~5 南会津町山口旅館/高校:8/2~5山中湖旅館井戸前) ※
4 第5回KVC杯ゴルフコンペ (2023年7月23日、10名参加) ※
5 高校新校舎見学会・忘年会(2023年12月23日、17名参加) ※
6 現役・OB交流戦(2024年 1月3日、11名参加)
7 春合宿 (中学:3/24~27 軽井沢町ベルデ軽井沢/高校:3/21〜24 同左)※
8 開成麻布定期戦(2024年3月31日、約30名参加)※
9 幹事会は計7回開催(7/12、7/23、8/22、10/17、2/20、4/9、6/11)
※印についてはホームページに紹介記事を掲載してありますので是非お読みください。
報告事項
総会(6月)は、日暮里のホテルラングウッドにおいて開催いたしました。会場の予約や当日の準備等は、主に高橋と市原が担当しました。
議案1-2 OBチームの活動(担当;小川、大内)
◇荒川区オープン大会(2023年7月2日)
今年度はOBチームの活動として、例年11月に実施される荒川区民大会に加え、荒川区のオープン大会に出場してまいりました。
一次リーグでは荒和会OBチームにセットカウント2-0(25-7,25-14)、江北倶楽部チームにセットカウント2-0(25-14,25-21)でそれぞれ勝利に決勝に駒を進めました。
決勝では、昨年区民大会優勝のガチャピンチームと激突、互角の戦いを繰り広げるも、セットカウント1-2(20-25,25-16,10-15)で惜しくも敗退、準優勝という結果になりました。
表彰式では、久しぶりに開成チームが参加して、ぜひ今後も出場し続けてほしいと、ありがたいお言葉をいただきました。
毎年11月に出場していた区民大会では、選手の募集に苦戦し、残念ながら棄権という結果になりました。
2024年度もこの2大会に参加予定ですので、特に若手OBの皆様におかれましては、ふるってご参加いただければと思います。
出場者(敬称略):王(H28)、前川(H28)、桃井(H28)、今川(H29)、中島(H29)、能丸(H31)、會津(R2)、小川(R2)、橋本(R3)、正本(R5)
◇バレー部新年交流会(2024年1月3日)
毎年恒例の新年会兼現役交流会を今年も開催いたしました。
新年初回の練習ということで、現役、OBともに正月ボケ?も否めない動き出しでしたが、久しぶりにいらっしゃった先輩方も含め、有意義な練習試合になったと思っています。
現役と試合をするのは年末の校舎見学会以来だったのですが、それでもその時よりも手強くなっているような気がして、現役の成長も肌で感じた交流会でした。
練習後の懇親会では、顧問の宮先生にも来ていただき、色々な世代の昔話に花が咲きました。
現役もOBも忙しい年末年始ではありますが、伝統として継承していきたいと思います。
参加者(敬称略):安部(H23)、南日()、王(H28)、前川(H28)、酒井(H31)、能丸(H31)、會津(R2)、小川(R2)、中西(R3)、田中(R4)、齊藤(R5)
議案1-3 シクミネット運用について(担当;勝井、高浪)
(1)登録状況
シクミネット登録者数: 504名(令和6年卒OB11名を含む)
メールアドレス登録者数:426名 カバー率 84.5% (2024年5月20日現在)
(2)利用状況
2021年4月以降、会費納入のお願い、HP更新案内を定期的に発信。
また、新規登録者にシクミネット利用案内を随時発信。
シクミネットからの2023年度分の会費納入者 116名。
議案1-4 会費納入実績の件(担当;金田、高浪、関)
最近5年間の納入金額は下表の通りです。
年度 | 2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 |
納入金額(円) | 258,000 | 574,000 | 602,000 | 544,000 | 448,000 |
イベント |
| しくみねっと導入 |
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議案1-5 ホームページ運用について(担当;丹治、清水、市原)
2020年7月に開設し、2023年度は下記記事を掲載しました。
4月 市原さん「第39回開成麻布定期戦報告」、柏女さん「第5回KVC杯案内」
5月 清水さん「ミュンヘンへの道」から「ハイキュー!!」へ、「2022年度総会案内」、リレーエッセイ開始のお知らせ、高校・中学試合結果報告、高校メンバー紹介
6月 高橋琢二さん「2022年度総会 講演資料」、総会資料と審議結果、松原さん「バレーボール部とOB会の歩み」開成会報から転載、市原さん「H9年卒同期会報告」、近況短信(14名)、インターハイ予選報告
7月 関さん「新会長挨拶」、小田木さん「弁護士53年を振り返って」、松原さん「保護者会報告」、小川さん「荒川区大会報告」、中西先生・酒井さん「中学都大会報告」
8月 石賀さん「バレーボール人生と経営理論」、老川さん「昭和49年卒同期会報告」、柏女さん「第5回KVC杯ゴルフコンペ開催報告」
9月 石川さん「映画「THE FIRST SLAM DUNK」について」、正本さん「高校生夏合宿報告」、正本さん「全日本予選結果報告」
10月 上田さん「開成板橋都電会始末」、尾鷲さん「本物との長い付き合い」、佐藤さん「中学ブロック大会報告」、「中学新人戦都大会出場決定」
11月 石塚さん「ある法律家の一週間」、白子さん「合宿での思い出」、佐藤さん「中学新人戦結果報告」
12月 市村さん「コロナ禍明け?の近況報告」、天明さん「フィリピン赴任報告」、熊谷さん「高校新校舎見学会と忘年会」、近況短信(11名)
1月 松原さん追悼特集、木村さん「Connecting the Dots」
2月 麻布・大谷さん「松原会長をしのんで」、天明さん「松原先輩との想い出」、飯塚さん「雑想記」、徳田さん「米国研究員生活」
3月 高橋究さん「かいせいバレー部合宿の思い出」
以上の他、各種連絡、OB会名簿、会費納入者名簿の更新を適宜行いました。
議案1-6 名簿整備状況の件(担当;勝井、高浪)
本総会の連絡に当たっての全OB数488名(物故者を除く)に対する案内率は89%(メール428名、郵便8名)になっています。
議案2.2023年度決算報告(担当;金田、興村、関)
議案3.2024年度役員案(担当;関)
顧問
奥山 茂樹 先生
宮 利政 先生
須藤 俊文 先生
中西 壮樹 先生
相談役
吉村 功(S26卒)
石束 晃一(S34卒)
安井 高明(S37卒)
佐藤 勇(S40卒)
結城 教仁(S43卒)
田中 俊一(S43卒)
片野 昭秀(S44卒)
桑田 起義(S45卒)
小川 宗男(S45卒)
老川 知永(S49卒)
幹事団(担当を標記)
会長
関 茂和(S54卒)
副会長
丹治 雅行(S49卒)(ホームページ担当)
熊谷 達範(S54卒)(行事、名簿担当)
高浪 孝勝(S55卒)(シクミネット、名簿、会費担)
幹事長
高橋 琢二(S58卒)
幹事
清水 誠一(S59卒)(ホームページ担当)
市原 将樹(H9卒)(ホームページ、行事担当)
勝井 政博(H14卒)(シクミネット、名簿担当)
大内 隆成(H14卒)(現役、OBチーム担当)
横井 宏治(S63卒)(シクミネット担当)
山﨑 彰(S62卒)(シクミネット担当)
松本 裕太(H22卒)(ホームページ担当)
徳田 大輔(H23卒)(海外在住のため担当無し)
小川 修平(R2卒)(現役、OBチーム担当)
会計幹事
金田 俊介(H9卒)
監査幹事
興村 義孝(S54卒)
※今後のメンバー追加を含めて、今回の総会で審議。
コーチ
高校
正 水戸 樹(R5卒)
副 小倉 悠生(R6卒)
中学
正 本多 司穏(R6卒)
副 渡部 琉之輔(R6卒)
議案4.2024年度活動計画案
議案4-1 新OB紹介(担当;大内)
2024(R6)年3月卒業の新OBは下記12名です。みなさんよろしくお願いします。
妹尾朋晃、野木祐生、比護樹、小倉悠生、本多司穏、松田龍、坂口智哉、
渡部琉之輔、武井隼人、安原広、長瀬翔眞、菊池凱
議案4-2 シクミネット運用について(担当;勝井、高浪)
本年度も昨年度とほぼ同様の連絡を差し上げる予定です。
シクミネット運用に関するお願いが2点あります。
1) メールアドレス不明の会員がいます。判明した場合は事務局までご連絡ください。また、調査依頼が届いた場合にはご協力をお願します。
シクミネットによるメールは“@c3.members-support.jp”のドメインとなります。着信拒否とならないようにパソコンやスマートホンの設定をお願いします。
2) メールアドレスが変わった場合は事務局にご連絡頂くとともに、シクミネットのマイページの登録アドレスも変更お願いします。
事務局メールアドレス: kaiseivbob@gmail.com
3) 学生OB会員の就活の参考、会員同士の交流の活性化を目的に、マイページのユーザー情報欄に最終学歴、勤務先、趣味の項目を追加しています。当OB会のみならず、社会での縦の交流の足掛かりになるかと思いますので、賛同いただける方は記載をお願いします。
4) シクミネットは2018年度から運用を開始いたしました。会費納入にあたりクレジットカードを選択していただいている方が多いですが、クレジットカードの有効期限を考慮すると、皆様1度は有効期限が切れてしまう時期を経ているかと思います。会費納入が途切れてしまっている方にはこちらからもご連絡をさせていいただいておりますが、お手数ですが今一度ご確認いただけますと幸いです。本OB会の運営は会員の皆様の会費によって成り立っております。
議案4-3 ホームページ運用について(担当;丹治、清水、市原)
1) OBから寄せられる原稿、各種ニュース、現役からの報告、麻布OB会からいただく原稿を2023年度と同様に掲載します。
2) 「リレーエッセイ」は2024年5月で14回目となりました。毎回興味深い内容の原稿をいただいており、掲載の柱として継続します。
3) 「ホームページ編集委員会」の毎月実施を継続し、掲載内容の充実を図ります。
議案6.現役活動報告(小川、大内)
(1)中学の主な試合結果および年間総括(報告者:太田、R5卒)
荒川区春季大会 2位
●開成0-2諏訪台○ 13-25 23-25
○開成2-0荒川四● 25-15 25-22
ブロック夏季一次予選 第5ブロック 4位
B組1位
○開成2-0東綾瀬● 25-8 25-13
○開成2-0江北桜● 25-16 25-15
夏季一次予選大会
●開成0-2渕江○ 11-25 23-25
●開成1-2浅草○ 20-25 25-20 20-25
●開成0-2諏訪台○ 13-25 22-25
荒川区夏季大会 2位
○開成2-0尾久八幡● 25-6 25-12
○開成2-0荒川四● 25-17 25-13
●開成0-2諏訪台○ 17-25 21-25
ブロック夏季大会 第5ブロック6位
B組1位
○開成2-0蒲原● 25-15 25-13
●開成0-2足立九○ 22-25 23-25
ベスト8順位決定戦
○開成2-0江北桜● 25-18 25-22
○開成2-1忍岡● 24-26 25-14 25-15
●開成0-2浅草○ 20-25 15-25
東京都大会夏 ベスト16
○開成2-1志村第一● 23-25 25-20 25-23
○開成2-0桐朋● 26-24 25-10
●開成0-2安田学園● 13-25 20-25
〜3年生引退〜
私学大会 3位 (3年生)
○開成2-0八王子●
○開成2-0青山学院●
○開成2-0日大三●
●開成0-2駿台学園○ 12-25 19-25
荒川区新人大会 3位
○開成2-0荒川五● 25-20 25-16
●開成1-2荒川四○ 20-25 25-22 21-25
●開成0-2諏訪台○ 14-25 18-25
ブロック大会新人戦 第5ブロック 9位
○開成2-1千住桜堤● 25-14 26-28 25-16
●開成0-2御徒町台東○ 19-25 18-25
今年度の中学チームは夏までは中学最終年となった3年生たちを中心に荒川区では諏訪台中と優勝争いを繰り広げ、ブロック大会、都大会とチームワークと個の技術を生かして快進撃を見せてくれました。春季の都大会は今年度も開催されることはありませんでしたが、夏季の選手権大会で東京都ベスト16に入る快挙を成し遂げ、私学大会でも3位入賞を果たしました。筆者はなかなか公式戦に帯同することができなかったのですが、春合宿や夏合宿に参加させていただいた時に一緒に練習をして、選手たちの技術の高さはもちろん、体格にも恵まれている上に、自分たちのプレーに対する自信がすごく感じられて頼もしい選手たちでした。何よりみんな仲が良く、バレーボールが大好きな選手たちが集まっていていい雰囲気作りがキャプテンの福田とエースの麻生を中心にできていたと思います。サイドアタッカーの選手たちはスパイクだけでなくレシーブも非常によく、チームに安定感をもたらしていたと思います。センターの岡田は1年を通して徐々にプレーに自信をつけ、ブロックの動きも良くなり、1年生の時の春合宿から本当に成長したと感じました。セッターの福田はチームの要のセッターとしてもキャプテンとしてもチームを支えていたと思います。トスの質が高く、個人の攻撃力もあってレベルの高いオールラウンダーなプレーヤーだと思います。ここでは紹介しきれない3年生もみんな精力的にチームに関わっていいチームを作っていたと思います。彼らは昨年の夏から高校チームに合流していると思いますが、高校でもバレーボールを楽しんでのびのびとプレーをし、もう一段階プレーヤーとして成長した姿を見るのがこれから楽しみです。
そんな頼もしい3年生たちが引退した後、新人大会に向けて夏合宿から2年生たちを中心に1からチーム作りが始まりました。2年生は身長190センチ越えの名取や小柄ながら力強い助走でスパイクを放つ山田を中心としたチームです。3年生が頼もしかった分試合に出場した経験などはあまりない選手たちでしたが中西先生や須藤コーチの指導を受けて徐々に試合での動き方や得点の仕方を覚え、プレーの質も向上していったのが印象的でした。昨年の夏合宿で筆者が指導した時に比べて今年の春合宿で会った時には、みんな堂々とプレーするようになっていてこれまでの試合を通してプレーヤーとしての自信をつけたことが感じ取れました。これから夏の大会に向けてますます伸びていく時期だと思うので日々の練習の一つ一つを大事にしてバレーボールを楽しんで欲しいなと思います。
年間を通して筆者自身なかなか中学チームの試合に帯同したり、練習に参加したりすることができる機会が少なくなってしまい彼らのチーム作りに貢献できたとは言い難いですが、練習や試合に訪れるたびに上達した姿を見せてくれて学生コーチとして携われてとても楽しかったです。これからもお世話になった開成バレー部に関わり続けたいと思うとともに、中西先生と須藤先生に指導されながらメキメキと上達していくであろう中学生たちのプレーにはとても期待しています。OBの皆様にもより一層の応援をしていただき、ぜひ中学生たちのプレーも見に来ていただけたらと思います。
(2)高校の主な試合結果および年間総括(報告者:正本、R5卒)
4/16関東大会東京都予選会 2勝1敗(2日目進出)
6/11インターハイ予選 2勝1敗(2日目進出)
8/16私学大会 1勝1敗
8/20全日本選手権一次予選 2勝1敗(2日目進出)
11/3新人大会一次予選 0勝1敗
12/10私学大会 1勝1敗
4/14関東大会東京都予選会 0勝1敗
先日4/14をもって、第77代開成バレー部は活動を終了、新チームへと移行しました。
思い返せば、旧高の部員が入部した2019年の春は体育館が工事の影響で使えず、外部の体育館での練習しかできませんでした。当時中3だった私も「こんな中でよく入ってくれたなあ」と感じたのを鮮明に覚えています。その翌年にはコロナ禍で練習が思うようにできず、中1中2という非常に重要な期間を多くの練習を積むことが困難な環境で過ごしました。それでも挫けることなく部活を続けた彼らは、2022年春には新高の部員を迎えて、高校バレー部としての活動を行ってきました。
高2になるタイミングでは、運動会で重職に就く部員が多かった1つ上の代が例年よりも早く1月に引退をするというイレギュラーもあり、4月の大会はどうなることかと危惧されましたが、4月まで部活に残ることを決めてくれた先輩妹尾くん(R6卒)の力も借りながら、しっかりと2日目に進出するという結果を残しました。もうその頃には新チームの柱としての自覚が芽生えたのでしょう、4月に私がコーチとして部活に顔を出した時には、立派に部員をまとめて部を運営する姿に感動したのを覚えています。
また、その頃から昨年度から社会人としてご活躍されている酒井先輩(H31卒)をコーチとして迎え入れての練習になりました。酒井先輩は強豪安田学園でのコーチ経験もあり、バレーの知識や技術、そして熱意は圧倒的で、今まで開成バレー部になかったシステムや役割分担などを練習に導入され、部員たちもそれに懸命について行こうという姿勢を見せていたのが印象的でした。実際、従来言語化が難しかった攻撃や守備がパターン化されたことで、より戦術的に戦うことができるようになったと感じています。このシステムは今後も引き継いでいってほしいと思います。
1年を通しての大会結果は、上に記した通りです。ただ彼らは、大会での結果以上に大きなものをこの部活に残していってくれたと思っています。先述したように1つ上の代が早めに引退したことで、4月まで部活を続けるモチベーションの維持は簡単ではなかったのではないかと思います。運動会や学業との両立は当然のようにハイレベルで求められますし、昨年同様1月に引退する方が負担が軽くなることは疑う余地もありません。それでも、まだバレーがしたいという想いを持って4月まで続けてくれたことは、今後同じ悩みに直面するであろう後輩たちの背中を押してくれる決断になったことでしょう。
また、この代には、ほとんどの代がそうであるように、個の力で打開できる圧倒的なエースこそいませんでしたが、下学年を含めて「誰が入っても勝てるチーム」を作ることを目指してきました。高1高2の後輩たちにとってはとてもいい経験になったと思いますし、実際にスタメンの過半数が高1高2という布陣で臨む大会もありました。それでも、悔しくもベンチメンバーになってしまった上級生が、交代要員として活躍したり応援で盛り上げて掴み取ったりしたセットは数知れません。
彼らがこの部活で経験してきたことや直面した困難は、今後必ずや彼らにとってもバレー部にとっても貴重な糧となるでしょう。ぜひ、来年度にコーチやOBとしてこの部活に戻ってきて、後輩たちに還元してあげてほしいなと思います。
最後になりましたが、OBコーチとして彼らの1年間を見届けることができたことに感謝しています。高3のみんな、1年間ありがとう。お疲れ様でした。また、顧問の宮先生、OBの酒井先輩、佐藤先輩には、様々な場面で未熟な私に数々の助言をいただきました。この場を借りてお礼申し上げます。
今後とも開成バレー部への温かい応援のほど、よろしくお願いいたします。
議案7. 年度幹事・世代幹事の名簿
現 年度幹事
S24年~33年 | 吉村 功(26卒) | S55年 | 高浪 孝勝 | H16年 | 森 禎三郎 |
S34年 | 石束 晃一 | S56年 | 鈴木 章弘 | H17年 | 浅川 洋貴 |
S35年 | 平松 久和 | S58年 | 高橋 琢二 | H18年 | 小泉 達彦 |
S36年 | 小田木 毅 | S59年 | 清水 誠一 | H19年 | 金田 涼佑 |
S37年 | 安井 高明 | S60年 | 草野 昌行 | H20年 | 加登 翔太 |
S38年 | 芥川 修 | S61年 | 津野 泰明 | H21年 | 溝口 晃 |
S39年 | 鈴木 康之 | S62年 | 松山 晃 | H22年 | 藤井 遼介 |
S40年 | 佐藤 勇 | S63年 | 和知 敏樹 | H23年 | 徳田 大輔 |
S41年 | 西山 祐二 | H1年 | (空き) | H24年 | 小枝 滉斗 |
S42年 | 片野 昭秀(兼) | H2年 | 和里田 聰 | H25年 | 柳町 隆裕 |
S43年 | 田中 俊一 | H4年 | 神波 泰夫 | H26年 | 秋山 貴則 |
S44年 | 片野 昭秀 | H5年 | 古野 徳一 | H27年 | 上原 廉次郎 |
S45年 | 小川 宗男 | H6年 | 鈴木 大輔 | H28年 | 野村 杲央 |
S46年 | 柏女 霊峰 | H7年 | 依田 秀則 | H29年 | 福田 直也 |
S47年 | 後閑 哲夫 | H8年 | 鈴木 周 | H30年 | 高橋 大 |
S48年 | 小泉 哲郎 | H9年 | 金田 俊介 | H31年 | 酒井 聖平 |
S49年 | 老川 知永 | H10年 | 川原 希彦 | R2年 | 小川 修平 |
S50年 | 松下 和正 | H11年 | 楓 淳一郎 | R3年 | 中西 泰晴 |
S51年 | 上野 雅資 | H12年 | 川原 尊徳 | R4年 | 田中 勇成 |
S52年 | 老川 功明 | H13年 | 星野 晋平 | R5年 | 正本 雄途 |
S53年 | 野口 恭司 | H14年 | 勝井 政博 | R6年 | (未定) |
S54年 | 熊谷 達範 | H15年 | 川原 康朋 |
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現 世代幹事(創部70周年記念文集執筆協力依頼時をベースに一部変更)
S44以前統括 片野 昭秀(S44)
S45-48 小川 宗男(S45)
S49-53 柏女 浄照(S49)
S54-55 関 茂和(S54)
S56-60 高橋 琢二(S58)
S61-H1 松山 晃 (S62)
H2-6 和里田 聰(H2)
H7-11 金田 俊介(H9)
H12-16 勝井 政博(H14)
H17-21 小泉 達彦(H18)
H22-26 徳田 大輔(H23)
H27-29 福田 尋晃(H27)
H30-R6 小川 修平(R2)
総会で審議いただきたい議案は以上となります。
全議案について承認をいただきました。
開成バレーボール部OB会高校新校舎見学会と忘年会
熊谷達範(昭和54年卒)
2023年12月23日顧問宮利政先生(平成9年卒)のご案内で新校舎見学会にOB6人が参加した。また、練習終了後OB17名余りが参加して忘年会が一合で実施された。以下、写真にキャプションを入れて説明とします。
第5回 KVC杯ゴルフコンペ開催報告 (2023年7月23日)
柏女浄照(昭和49年卒)
梅雨明けの猛暑の中、千葉県市原市にあるニュー南総ゴルフ倶楽部で第5回KVC杯ゴルフコンペを開催しました。今回は現役社会人の方も参加できるようにと日曜日開催としましたが、残念ながら新規参加者はなく、3組10名と少し寂しい人数での開催でした。熱中症も危惧される暑さでしたが、皆さん無事完走でき、楽しくプレーできました。
今回は新型コロナが5類になったこともあり、プレー後、軽食付きで成績発表と懇親会での近況報告を行いました。
また、中山さん、興村さんから賞品の差し入れがあり、お陰様で皆さんに賞品が行きわたりました。改めてお礼申し上げます。
今回栄えある優勝は小生(柏女)でした。
参加者(敬称略)
S42片野清昭、S44片野昭秀、S45小山誠一郎、
S45竹内雄一、S49中山一、S49高塚義弘、
S49柏女浄照、S49丹治雅行、S50市村幹司郎、
S54興村義孝
次回は12月7日(木)の平日開催を予定していますので、奮ってご参加下さい。
2023年8月掲載
現役の保護者親睦会に出席して
昭和49年卒 前会長 松原秀彰
少し遅くなってしまいましたが、6月24日の午後に参加した保護者親睦会について報告いたします。
この日は当OB会の総会の開催日で、総会より前の時間帯(14時から)に参加しました。去年までは、幹事長の天明氏が参加してくれていましたが、今年は松原が初めて参加しました。参加に先立っては、添付のような丁寧な招待状をいただきました。
参加された保護者は全体50人ほどいらしたと思います。ほとんどがお母様で、お一人だけお父様がいらっしゃって、しかも司会をされていました。保護者の他の出席者は、顧問の奥山先生、宮先生、中西先生、高校コーチの斎藤君、中学コーチの太田君、そしてOB会の代表して松原(当時会長)でした。
私は、OB会についての説明を、別紙を配布して行いました。OB会のホームページを是非見て欲しいことを強調しました。また、開成会(6月号、開成会創立150周年特集)に掲載された私の文章「バレーボール部とOB会の歩み」を配布し、バレー部の歴史やOB会の活動を簡単に説明しました。先生、コーチらとの質疑応答の中で、最後(高三)までバレー部の一員として続けることの重要性が語られていたことは印象的でした。新しい幹事会には、OB会と現役および保護者との関係を重視することを、今後も継続していくようお願いしたいと思います。
招待状:
松原 秀彰 様
拝啓 入梅の候、ますますお健やかにお過ごしのことと存じます。平素はご多忙もかかわらず 子ども達をご支援くださり、誠にありがとうございます。篤く御礼申し上げます。
さて、本年も下記の通り保護者親睦会を開催させていただく運びとなりました。
ご多用中お時間をいただき恐縮に存じますが、ぜひご出席を賜わりたくお願い申し上げます。
当日は開成学園排球部OB会について、および現役時代のエピソード等をお聞かせいただければ幸いに存じます。
敬具
2023年6 月 吉日
開成学園バレーボール部
高2学年 保護者一同
記
≪日時≫ 2023年6月24 日 (土) 14:00~16:00
≪場所≫ 開成学園 高校校舎3階 予備 A 室
以 上
※本会は二部構成となっております。
松原様には第一部(14:00~15:00頃)にご臨席いただけましたら幸いに存じます。
別紙: 開成学園バレーボール部 保護者会の皆様へ
開成学園バレーボール部(排球部)OB会の御案内
2023年6月24日
今日は保護者会にお招きいただき誠にありがとうございます。
開成学園バレーボール部(排球部)OB会の簡単な紹介をさせていただきます。
開成バレーボール部 創部; 昭和22(1947)年
OB会設立; 昭和33年(1958年)年
卒業生(OB)数; 535名(令和5年3月卒業まで)
物故者数; 36名
主な活動
○年度総会(6/24)、開成麻布定期戦(2023年度は2023/4/2に実施)(中学から超々OB戦まで、総合優勝、通算30勝9敗)、ゴルフコンペ、現役合宿への参加、荒川区民大会、グループ旅行など(それぞれの報告はOB会ホームページにアップされています)
○ホームページ; http://kaisei.vbob.jp/ 或いは、『開成バレー部OB会』 で検索
毎月、活動報告や趣味の投稿をしてもらっています。
○記念総会; 30周年、40周年、50周年、60周年の記念祝賀会、平成29年(2017)年に
70周年総会をOB・顧問・現役・保護者・麻布OB会代表(200名以上)の参加で開催
○現役への支援; バレーボール教則本や試合用ユニフォームの購入、中学・高校コーチへの支援
☆ニュース; 開成会会報の令和5年6月号に、開成会創立150周年特別寄稿として、松原(現会長)が「バレーボール部とOB会の歩み」を投稿し掲載されました。
OB会活動は新型コロナウイルス感染防止のため2020年3月以降の実地での活動はすべて自粛していましたが、2022年4月の開成麻布定期戦からリアル開催を再開しました。その後の総会、年度幹事会、開成麻布定期戦はすべてリアル開催をしています。また、約2年間に渡った活動自粛期間中もWeb幹事会の実施やホームページへあの紹介記事を通して活動を継続して来ました。ホームページはますます充実していますので、是非ご覧ください。
御子息には部活動の継続と卒業後にはOB会への積極的な参加を勧めてくださるようお願い致します。
2023年7月掲載
2022年度総会講演:『ナノプローブで”見る”ナノの世界』
東京大学生産技術研究所教授 高橋琢二(昭和58年卒)
2022年度総会では昭和58年卒の高橋さんに講演をお願いしました。講演後は活発な質疑応答がありました。ご好意により講演の際の資料をいただきましたので、ご覧ください。
2023年新年の挨拶
松原 秀彰(会長、昭和49年卒)
新年あけましておめでとうございます。
OB会会長になってから、5回目の新年を迎えます。今年初めて新年の挨拶をホームページに書きます。何を書こうかずっと悩んでいて、原稿締切りをホームページ担当の丹治さんから告げられました。あまり悩まずに、年末からあったこと、感じたことを書こうと思います。
年末にあったことと言えば、世界にとってはサッカーのワールドカップ(W杯)でしたが、私にとってはある原稿書きの締切りが迫っていました。それは、私の所属する弱小学会が学術会議と言う超有名な機関が募集するテーマに提案書を書くというものでした。今日は原稿内容を紹介するのではなく、試合(TVや動画)を見ながら原稿書きしたサッカーW杯について書きます。
と言っても私のサーカー知識は乏しく(老川さんは解説者を凌ぐ知識をもっていました)、たわいもないものです。それでも、日本代表チームの数々のプレーには大変感動したというか興奮したというか、日本のサッカーもこんなに強くなったんだと思いました。そう思った方、多いんではないでしょうか。
例えば、ドイツ戦の浅野選手のゴールポスト右ぎりぎりに攻めて行っての針を刺すようなシュート、スペイン戦のゴールポスト左からの攻めでラインをぎりぎりで割っていない球への三笘選手の執着と見事なセンタリング、この二つは特に圧巻というか、これからも語り継がれるプレーではないでしょうか。
サッカーとバレーボール、ほんとまったく違うスポーツですね。バレーではあのライン上に乗っていない球はアウトですよね。かたや脚、かたや手を使う球技、広い屋外コート、狭い屋内コート、・・・。実は私は小学校時代、サッカー少年で、何とセンターフォワード(トップ?)でした。背が高くヘディングが得意というのが積極的理由で、足が速くない(遅くはない)、ばてやすい(長く走っていられない)、というのが消極的理由でした。チームメートには足が速くてタフでしかも球さばきの上手い奴(彼は某サッカー有名高に行きました)がいて、彼の打ち出すセンタリングに合わせて、私がヘディングで点を取るのが一つのパターンでした。今のサッカーではトップもよく走りますね。ゴールキーパーへのしつこいプレスを見ていると、あれで疲れちゃうんじゃないかと私は思ってしまいます。サッカーもバレーも、昔のプレーはわりとポジションで分担があってやっていたように思います(バレーの9人制はその典型)。でもチームプレーの中で、仲間あっての自分ということは、昔も今も、サッカーもバレーも、同じですね。
カタールW杯では、日本代表の試合で最後まで頑張る姿に元気をもらい、私も原稿の完成をあきらめずにできたように思います。日本代表は今回はベスト8を目標としていて、結果はベスト16止まり、ベスト8の壁は高い、ということを放送していましたが、このことは私にとってはとても重い内容でした。というのは、私達の高校時代の状況と同じだったからです。高2になって東京都内でベスト16は複数回、高3の春もベスト16に入りましたが、そこまででした。ベスト16の前で伏兵に負けるという悔しい思いもしました。ベスト8は私達の目標でしたが、果たせませんでした。ちなみに桑田先輩たちはベスト4まで行きました。
もうすぐ野球のワールドクラシックがあります。まあ、野球は参加国も限られているので、当然、日本は優勝を狙うのでしょうが、サッカーはまだそこまでいっていません。でもいつかはベスト8、ベスト4、そしてその先には優勝のトロフィーを手にするというたくさんの夢があると思います。開成バレー部も、ベスト8や4などを目指して欲しいと思います。OB会を挙げて応援しましょう。バレーに限らず、OBの皆さんにおかれましては、仕事でも何でも、上を目指して、ある目標をたてて頑張ることはとてもいいことだと思います。今年が皆さんにとって何かを成就する、あるいは新たな目標に向かってスタートする、などという充実した年になることを祈ります。最後に、OB会の活動、麻布定期戦、総会、OBチーム、懇親ゴルフ、そしてホームページへの寄稿などに積極的なご参加をお待ちしております。
PS 内容に対して思わず力が入ってしまい、新年の挨拶文としてはやや長文になりましたことお許し下さい。
2023年1月掲載
第4回KVC杯ゴルフコンペ開催報告 2022年12月8日
柏女 浄照(昭和49年卒)
雲ひとつない快晴のもと、千葉県印西市にある泉カントリー倶楽部で3年ぶりにKVC杯ゴルフコンペを開催しました。平日開催ということもあり、参加者は9名と少し寂しい人数でしたが、年次を超えて和気あいあいと楽しくプレーできました。プレー後、成績発表と簡単な懇親会で近況報告を行いました。栄えある優勝は興村義孝さんでした。
参加者(敬称略)
S42片野清昭、S44片野昭秀、S45小山誠一郎、
S45竹内雄一、S49松原秀彰、S49高塚義弘、
S49柏女浄照、S50市村幹司郎、S54興村義孝
次回は来年7月前後の休日開催を予定していますので、奮ってご参加下さい。 2022年12月掲載
開成学園排球部OB会 年度幹事会報告
松原 秀彰(昭和49年卒、会長)
三年ぶりの総会リアル開催(6月)に続き、年度幹事会をリアル開催し、年度幹事と幹事団の間の情報・意見交換及び懇親を深めましたので、報告いたします。
【日時と場所】
令和4年10月22日(土)17時から20時、アートホテル日暮里ラングウッド(日暮里駅そば)。
【出席者】
計30名、詳細は表1に掲載。
【議事内容等】
〇 司会は市村幹司郎(昭和50年卒、副会長、年度幹事会担当)が担当、会場係は当日までの準備も含めて高橋琢二(昭和58年卒、幹事)が担当しました。
〇 挨拶が松原秀彰(昭和49年卒、会長)からありました。
〇 引き続き松原から下記内容(年度幹事へのお願い)についての説明がありました。
1)各年度幹事に、担当学年のOBリスト(印刷物)を配布し、氏名・連絡先・状況(物故者等)の
確認を依頼した。
2)上記1)と同時に、直近3年分の会費納入状況を渡し、本年度分(令和4年度)会費の未納者へ、
できれば 納入のお願い(あくまでお願い)をしてもらうよう依頼した。年度幹事会当日までの
納入者総数は167名、 今年度目標は240名である(6月の総会で宣言)。参考までに、令和2、3年度
の納入者総数は、それぞれ219、 183名であった。本年度より会費は3,000円としており、過去に
遡っての納入依頼はしないこと、納入方法は ホームページの「会費納入について」に記載されて
いることなどを説明した。
3)現在、シクミネットで使用しているメールアドレスを名簿に載せたこと、これによって各OBに
連絡が取れて いるか、変更がないか、あるはもっと取りやすいアドレスがあるのかなどを本人に
聞いてもらいたいことを 依頼した。
4)名簿には、住所、電話番号、勤務先などの情報を記載した。これら情報は、幹事会からの通常連絡
に使う ことはないが、もし変更情報があれば記入して欲しいことを説明した。なお本名簿は、個人
情報が多く含まれ ているため、OB全員に配布はせず、幹事会内において限定者が管理することを
述べた。
これらのお願いについて、配布した各学年のリストに変更内容を直接書き込んで欲しいこと、変更が
ない場合も「確認した」あるいは「確認せず」などと記載してもらいたいことなどを依頼した。
変更等を記載した各学年の名簿は、11月末をめどに松原まで提出してもらいたいことを最後に説明
した。
〇 上記説明に対しての質疑応答
5)メルアド不明(不使用)者への対応はどうなっているのか。→ 別途郵送して対応。
6)年配OBの会費納入状況はどうなっているのか。→シクミネット方式への対応が難しい場合には、
口座振込 にて別途対応していること、これまでの納入状況を説明した。
〇 OB会ホームページの運営状況、とくに最近の現役活躍の紹介等の説明と、寄稿等のお願いが丹治雅
行(昭和49年卒、幹事)からありました。できるだけ多くの方々からの寄稿を待っているので、
是非、年度幹事本人が 寄稿して欲しいこと、あるいは担当の学年の方に寄稿をお願いしてほしい
ことなどのコメントがありました。
〇 今後のOB会活動の予定が、天明宏之(昭和56年卒、幹事長)から紹介されました。まだ日程は
決まっていませんが、春の麻布との定期戦(今回は開成が当番)、6月の総会などを予定していま
す。
⇒その後、開成学園・同バレー部・麻布OB会・同バレー部との調整を経て2023年4月2日(日)
開催を仮決めしました。
〇 懇親会に入り、芥川先輩の乾杯音頭、参加者全員からのスピーチを経て、最後は松原の一本
締めで閉会しました。
〇 その他、柏女浄照(昭和49年卒、幹事)から第4回KVC杯ゴルフコンペ(12/8)の案内がありました。
また小川修平さん(令和2年卒)からOBチームの活動、佐藤勇さん(昭和40年卒)、中西泰晴さん
(令和3年卒)、田中勇成さん(令和4年)から最近の現役の戦況報告がありました(詳しい内容は
ホームページに掲載されています)。
以上、年度幹事会として内容の充実した、かつとても楽しい会合でした。現在、引き続き、欠席した
幹事への連絡を含めて、上記1)~4)の作業を進めております。OB各位のご協力をなにとぞ
よろしくお願いいたします。
参加者一覧の表及び集合写真を以下に掲載します。
※欠席の学年の年度幹事:40名(うち今回連絡取れずが15名)
→当日以降、これらの欠席の年度幹事との連絡をとり、上記の議事内容を伝えます。
2022年11月掲載
新校舎完成を目前に控えて
バレーボール部顧問 宮 利政(平成9年卒)
開成学園が創立150周年を迎える2021年、夏のはじめにいよいよ新校舎が竣工します。現在使用している高校校舎は昭和54年の竣工、中学校舎は平成9年竣工です。
卒業生の皆さんには、それぞれご自身が過ごされた校舎、そして体育館が青春の一ページを彩っているかと思います。私自身は一つ古い中学校舎で生活をしましたので、思い出すのは決まって前の校舎や部室です。これからO B会に入会する世代には、きっとこの新校舎と新体育館が青春の記憶の舞台となるはずです。
さて、新校舎ですが、西日暮里の駅からでもその存在感が十分伝わってくる「6階建て」の校舎です。地下1階から2階までが大体育館、3階から5階までが普通教室(下から順に高一、高二、高三のフロア)、6階は特別教室となります。大体育館は旧体育館の約1・5倍もの広さがあり、バスケットボールの正規コートが2面確保できるほどです。バレーボールコートは正規で2面ですが、中高が一緒に活動しても十分な広さがあるといえます。
また、広いコートを持て余すのはもったいないと考え、O B会のご支援のもと、2分の1面で練習する場合に中高横並びでネットが設営できるよう、支柱用の穴を特別に開けてもらいました。正規の広さは確保できませんが、ネットを設営しての練習が同時にできることは練習効率の向上にもつながります。
この8月から新体育館の利用がスタートしますが、まだまだコロナ感染症の影響で十分な活動はできません。落ち着いた暁にはぜひO B会の皆様にも、新体育館を満喫していただきたいと思います。楽しみにしていてください。
最後になりますが、体育館がない時期が2年半もの長きに渡りましたが、O B会からの人的・金銭的援助をいただいたことで、部活動をどうにか継続することができました。この場をお借りして感謝の意を表したいと思います。特にコーチとして直接ご指導いただいた佐藤先輩、また大学生コーチのみさなんには心から感謝いたします。
校庭でバレーボールを始めた草創期、旧体育館でバレーボールに打ち込んだ50年の伝統を受け継ぎ、バレーボール部は新体育館に舞台を移し、次の時代を築いていくことになります。引き続き、ご支援を賜りますよう、どうぞよろしくお願いします。
2021年6月掲載
いつも開成バレーボール部の活動をご支援くださり、ありがとうございます。
世間では夏休みが短縮され、すでに授業が始まっているところもあるようですが、開成は例年通りの夏休み期間を確保し、感染予防をしながら生徒たちも課外活動を満喫しております。
今年度はコロナの影響もあり、対面でのOB会行事を実施するのは厳しい状況かと拝察いたします。
本来であれば「体育館への支柱穴設置」に対してご支援いただいたOB会のみなさまに直接感謝の気持ちをお伝えすべきところですが、HP上をお借りして文面にてのお礼とさせていただきますこと、ご容赦願います。
対面授業が実施されなかった5ヶ月間で、新校舎の建築もだいぶ進みました。鉄骨は6階まで組み上がり、地下1階から2階までを利用して作られる「新体育館」の形もうっすらと見えてきました。当初の計画には入っていなかった「体育館への支柱穴設置」ですが、せっかく広くなる体育館で、日頃の練習を中高合同で実施できる可能性を残すべく、当初体育科のみなさまのご協力のもと設置のご提案をいただくところまで話が進んでおりました。ただ、残念なことに、「支柱穴」はバレーボール部がメインで使うために予算の点で事務長から待ったがかかってしまいました。
このときに「支柱穴」の設置を一度はあきらめたのですが、OB会幹事の皆様にご相談したところ、事情をくみ取っていただき、費用の面はOB会で応援するという強い後押しをしていただきました。基礎工事が着々と進む中、設置の決断まで日がない状況にもかかわらず迅速に対応くださった幹事のみなさま、またその決定をご了解くださったOB会会員のみなさま、本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。
さて、7月中旬より夏休みとなった開成ですが、4ヶ月ものあいだ生徒活動が行われてこなかったことは、部活動にも大きな影響がありました。5月実施の関東大会を目指して練習に取り組んできた高校三年生たちは引退を懸けた大会に臨むことが叶わず、キャプテンの橋本を残して引退を余儀なくされました。心中穏やかではないはずですが、現在彼らは気持ちを切り替えて受験勉強に勤しんでいます。なお、橋本だけは9月22日に実施される「春高予選」に出場するのだと勉強とバレーの二足のわらじで頑張っております。
高2以下現役生たちは7月の部活動再開から、練習時間を制限したり手洗い検温を励行するなどして、この夏も練習や練習試合に邁進しました。このような厳しい状況にもかかわらず、中学1年生は12名、高校1年生は6名の新入部員を迎えられたのは嬉しいニュースです。
現在もようやく利用再開した外部の公営体育館を予約することでどうにか活動は続けられております。春合宿に続いて夏合宿も中止となったことはまことに残念ですが、生徒たちは限られた練習時間と場所をうまく活用し、大会に向けてチーム作りに励んでおります。体育館がないというだけでも活動には大きな負担となりますが、今年はそれに加えて感染症という問題も立ちはだかりました。卒業後もいつまでも話題に事欠かない年代になることは間違いないと思います。再び対面でのOB総会が実施されたあかつきには、OBとなった彼らからぜひ直接この間の顛末をお聞き戴ければ幸いです。
今後とも現役への変わらぬご支援のほど、なにとぞよろしくお願いいたします。
開成学園バレーボール部顧問 宮 利政(H9年卒)
2020年9月掲載