=会費=
会費納入について
OB活動は皆様の会費によって支えられ、一年分一人あたり3,000円の会費納入をお願いしております。(会費は、2021年度まで4,000円でしたが、2022年度から3,000円となりました)
皆様の納入の便宜を図るため、2020年2月よりシクミネットを導入しパソコンやスマホからの納入も可能になりました。また、ご自身が何年度まで納入しているかもシクミネットのマイページで確認することが出来ます。
過去に未納入であっても遡っての納入はお願いしておりませんので、是非納入いただけるよう
お願いいたします。
ご注意:
1. これまで実施しておりました「三年分一括10,000円払い」は廃止としました。
2. 銀行口座振込は廃止し、シクミネットに一本化したいと考えております。
どうしても銀行口座への振り込みのご希望の場合にはお問合せください。
3. 現金での納入は、領収証発行の手間や記録漏れリスクの低減のため、出来るだけご遠慮
頂けるようお願いいたします。
2020年7月掲載、2022年4月修正
令和4年度会費納入者への御礼
このたびは令和4年度の会費(3,000円)を納入していただき、誠にありがとうございます。幹事会一同、心より御礼を申し上げます。本来ならばお一人お一人に御礼のご連絡をさしあげるべきところでございますが、今回このような形でホームページにお名前を掲載するという事でお許しいただければと思います。(ファイルを開くパスワード付きでOB会員限定にしております)。
本OB会は皆様の会費で支えられております。今後ともこれまでと同様、OB会の活動にご理解とご協力のほどをせつに願い申し上げ、御礼のご挨拶とさせていただきます。
2023年3月31日 幹事会一同
令和5年度会費納入のお願い
いつもOB会活動にご理解を頂き誠に有難うございます。
4月1日より新年度がスタートし、今年度は4月2日には開成の新体育館で麻布定期戦も開催されました。今後はアフターコロナの生活となり、OB会各種行事も開催していければと尽力して参ります。
つきましては今年度もOB会費の納入をお願いいたします。
(万一納入済の方に誤配信された場合は、お手数ですが末尾の事務局アドレスまでご連絡ください。)
各種OB会活動や現役支援活動更にはシクミネットの活用やホームページの運用は皆様方からの会費で運営されております。このような活動を今後も継続していくためにも、皆様方のご協力が必要となっております。昨年度から会費は3,000円に値下げとなっておりますので宜しくお願い申し上げます。
なお、過去に「クレジットカード継続支払い」を登録された方で、4月1日付けでシクミネットサポートセンターより「カード継続課金期日にて手続き失敗のお知らせ」というメールを受信された方はクレジットカードの有効期限が切れている可能性がありますので、下記3-3を御覧ください。
シクミネットからの会費納入方法は下記をご参照ください。
*シクミネットからの会費納入方法
1.シクミネットへのログイン方法
マイページURL :https://c3.members-support.jp/kaiseivb/
(URLをブックマークやお気に入りに保管ください)
ID :8桁の番号
PW :卒業年西暦4桁+メールアドレスの頭3文字としてください。
(例)2000年3月卒業で、メールアドレスが「abcdefg@gmail.com」の方の場合は【2000abc】
PWをご自分で変更された場合は、変更後のPWをご使用ください。
2.メニューの「¥会費支払い」をクリックすると以下が表示されます。
・都度払い
・クレジットカード継続支払い
・PayPal継続支払い
・自動引落し申込・変更
ご希望の支払い方法を選択し、下記に進んでください。ただし、「自動引落し申込・変更」は選択しないでください。
「クレジットカード継続支払い」または「PayPal継続支払い」を選択すると、本年度分が支払われて以降、毎年4月1日付けで自動的に年会費が支払われますので便利です。
3-1 都度払いの場合
・「都度払い」をクリックし、以降、下記ボタンをクリックする。
・下段の「次へ」ボタン
・会員種別「全選択」
・「一括支払い一覧へ」ボタン
・コンビニ決済、ペイジー決済、カード決済のいずれかの〇をクリックする。
・下段の「次へ」ボタンをクリックする。決済方法に応じた入力画面が表示されるので、必要な情報を入力して最後に「決済する」をクリックする。
3-2 クレジットカード継続支払いの場合
・「クレジットカード継続支払い」をクリックし、下記ボタンをクリックする。
・クレジットカード利用の「新規登録・変更」にチェック
・下段の「次へ」ボタン
・「カード登録画面」でカード情報を入力
3-3 過去に「クレジットカード継続支払い」を登録された方で、「カード継続課金期日にて手続き失敗のお知らせ」というメールを受信された方
・メニューの「各種支払い」から「カート情報確認」を選択する。
・2023年度会費決済失敗の記載があれば、その項目を削除する。
・メニューの「¥会費支払い」から「クレジットカード継続支払い」を選択し、有効期限が更新されたクレジットカード情報を上書き登録する。登録後即日決済されます。
3-4 PayPal継続支払いの場合
・「PayPal継続支払い」をクリックし、ご利用方法の欄を確認し、PayPal登録・変更からPayPalを登録してください。
・PayPal登録後、ご利用方法に従って手続きください。
過去に遡っての会費納入は不要です。また、複数年の一括会費納入もできませんのでご了承ください。
シクミネットでの会費納入方法がご不明の方は、下記シクミネットサポートセンターに直接お問い合わせください。
*********************
しゅくみねっと株式会社サポートセンター
電話03-3490-0776
メール:<support@shukuminet.com>
【電話対応受付時間】
10:00~17:30 土日祝日除く
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2023年4月掲載
=連絡先=
本ホームページに関係してご意見のある方はkaiseivbob@gmail.com宛てにご連絡下さい。
=リンク=
バレーボール部とOB会の歩み
開成会会報(
松原 秀彰(昭和49年卒)
開成学園バレーボール部(以下バレー部と略記)の創立は、昭和20年の終戦から2年後の昭和22年であり、本年は76年目である。バレー部の最初の卒業生は昭和24年卒の出野寛二(敬称略)で、その後は昭和25年卒の大滝利尚、昭和26年卒の吉村功ら5人、昭和27年卒の渡辺泰ら5人と続く。占領政策から球技等のスポーツ振興が進められ、その中で施設や用具が比較的簡単で安く、手軽にゲームができるスポーツとしてバレーが推奨されたらしい。創部の労をとられたのは、岩谷先生と出野であったと70年史に書かれている。創部と同じ22年には新制中学・高校となり、中学と高校が一緒に練習し、高校生が中学生にバレーを教えるという開成の教育の特長が実現していたと思う。
昭和25年当時のユニフォーム姿
昭和25年頃には部員も順調に増え続け、20~30名程度の立派なクラブになっている。この頃のバレーは屋外で土のコートにネットを張って練習するので、天候に左右されただろうし、練習着やボールもすぐに汚れたと思う。そしてユニフォームを来て対外試合をするようになるとチームとしての一体感が生まれる。昭和25年当時のユニフォーム姿の写真では、若々しさと、落ち着きが感じられる。この頃の試合はすべて9人制であり、背の高い選手からそうでない選手が一緒に一つの球をつないでいくという、なかなか当時としてやっていて面白い競技ではなかったかと思う。70年史、40年史等の中には、創部時の楽しい想い出等が綴られている。
バレー部と言えば、顧問の中村博次先生のことを書かない訳にはいかない(中村先生追悼文集を参照)。日本体育大学のバレーボール部出身で、昭和34年に開成の体育教師とバレー部顧問となった。バレー部の生徒たちがすぐに中村先生の指導に従ったわけではないようである。それまでの方針では、生徒の自主性に任せてのびのびとバレーを楽しんでいたのだが、中村先生になると方針は一新された。とにかく中村先生は、何事にも関わってきて、「お前たちのやっていることはバレーボールじゃない」などと厳しかった。流石にバレーの専門家(日体大のバックセンター)だけあって、とくにレシーブの指導は抜群であった。やってくる緩急のボールに対して、身体の角度、姿勢、腕の締まり具合、球の誘導の仕方など、バレーの基本と応用が徹底的に理論化されていた。アタック、サーブ、ブロック、トスなどについても、懇切丁寧というか、口うるさかった。先生は、開成の仕事と並行して、国際審判員の資格も取るなど、たいへんな努力家であった。平成13年に67才の若さで他界されたが、開成の教師とバレー部顧問として43年間、その影響力の大きさは計り知れない。先生の強烈な個性はいまでも我々の心の中に生き続けている。
桑田ら(昭和45年卒)の学年と中村先生
中村先生のお陰でバレー部のレベル(戦績)は確実に上がった。そのピークは桑田らの学年(昭和45年卒)の時、東京都ベスト4と言う輝かしい戦績に現れた。この学年は高2、高3と連続して関東大会に出場した。関東大会は東京都から12校出場できることになっているが、関東大会予選でベスト16に入った高校の中から追加の試合で決定される(かつては前後の実績)。東京都でバレーをしている高校は約250校あり、4回勝ち進まないとベスト16に入れない。その後、関東大会には、松原ら(昭和49年卒)、井口ら(平成14年卒)が出場している。ベスト16にはなったが関東大会に行けなった学年もある(昭49卒の高2、平13卒、平17卒など)。ここしばらく果たせていないので、OB会はそれを心待ちにしている。なお、9人制の時代では、吉村の学年(昭和26年卒)を中心としたチームが東京都ベスト4および関東大会出場を、西山ら(昭和41年卒)が関東大会出場を果たしている。
中学の戦績もいろいろあるはずだが、あまり記録が残っていない。松原の学年(昭和49年卒)は中3の時、東京でベスト8まで勝ち進んだ。あとは中学時代は私学大会があり、開成中学は何回か優勝している。
練習場所の変遷に触れておきたい。昭和46年までは屋外であった。高校校舎の前、山の上のグランド、中学のアスファルトコートであった。昭和46年に待望の体育館が完成し、高校は体育館での練習が定常となった。令和3年、新体育館ができ、中高ともやっと屋内の練習が普通にできるようになったのである。
OB会の設立と活動について説明する。OB(卒業生)が発生した時点でOB会スタートとしても良いと思うが(それだと昭和24年)、複数の学年のOBが定期的に集まって会としての体裁を整えた時を、古参のOBにヒアリングしてOB会創立の年を昭和33年と最近確定した。中村先生が顧問となることが決まった年であり、OB会としての意思や方針をもつ必要があるので正式に設立された。初代会長は吉村(昭和26年卒)である。現会長は松原(昭和49年卒)で7代目となる。
当OB会は会則を持ち、とくに「第2条 本会会員相互の親睦を図ると共に開成学園排球部の発展に協力することを目的とする。」を最も基本の考え方として運営を行っている。OB会の運営は、約10人の幹事会を結成し、会長と幹事長が中心となり、会計、広報、連絡などの作業を分担して行なっている。もちろんすべてがボランティアである。ホームページ(http://kaisei.vbob.jp)には、OBからの記事や、総会の資料、追悼文集、過去の資料(アーカイブ)などの多くの資料を掲載かつ保管し、ほとんどの資料はOB以外の方でも閲覧できるようにしている。OBの家族、現役や保護者、麻布バレー部OBなどを想定している。
OB会の活動は、春の総会、秋の年度幹事会、3月末の麻布定期戦が三大イベントである。その他、OBチームの参戦(もちろんバレーボール)、懇親ゴルフ、若手中心の新年会練習などが行われている。現役の期間は中高の6年間で終了するが、OBとしての活動(つきあい)は50~60年と長く続くのである。現在OB総数は515名である。全員がOB活動に積極的であるとは限らない。基本的にはOB一人一人の意思でOB会活動に参加してくれればよいと思うが、他のクラブでも同様に、どの程度のOBがOB会に関心があるのかは大事な問題と思う。会費の納入は、そのバロメーターの一つとなり、当OB会の場合、最近では約4割くらいの会費納入率になっている。もう少し上がって、5割くらいが良いのではないかと感じている。
さてもう一つのOB会の目的である現役への協力であるが、定期的には中高のコーチに対する資金的援助を行っている。不定期的には現役が所望する機器や道具など、あとは現役の臨時出費なども協力対象としている。とにかくOB会は現役のバレー部が何とか存続して欲しいと願っているので、「OB会はもう何でも援助します」という気持ちである。旧顧問の栗原先生、現顧問の奥山先生、宮先生、須藤先生、中西先生には日頃のご指導に対して心から感謝申し上げる。平成29年9月30日に、開成の食堂で、70周年記念祝賀会を行い、多数のOB、顧問の先生方、O現役そして保護者などが一同に集まり、70周年を盛大に祝った。
創部70周年記念祝賀会での集合写真
定期戦パンフレット
麻布学園バレー部との交流はかなり古くから行われている。昭和34年に開成の文化祭に麻布を招待して交流戦を行ったことは、開成側の芥川(昭和38年卒)と麻布の嶋田(昭和38年卒)がとそれぞれ想い出をホームページに綴っている。下町の開成と山の手の麻布、と当時は校風の違いを意識していたかもしれないが、中高の6年間に何度も試合をして交流すると、まるで同じ学校の生徒同士のような気持ちになるから不思議である。定期戦として正式にスタートしたのは昭和57年である。中学戦、超OB戦、OB戦、高校戦の4試合をやって、3勝した方が、2勝2敗の場合は高校戦に勝った方が優勝ということになっている。今年は、新築された開成の体育館で4月初めに開催される。
開成バレー部およびOB会について、その歩みと概要を述べた。バレーボールでは、どんな形でもいいから球をつないで競技を終わらせないというのが基本である。開成バレー部という大切な球を、若いOBや現役の諸君が途絶えさせずに、今後もずっと引き継いでいって欲しいと思う。
(バレーボール部OB会会長、東北大学特任教授、名誉教授)