現役からの報告

■ 2019年ー2021年現役活動状況

開成バレーボール部OB会掲示板 2018.9-2020.2掲載記録
 (開成バレーボール部OB会掲示板は廃止し、本ホームページに統合しました)

中学新人戦結果報告

佐藤 勇(昭和40年卒

 10月1日に行われた荒川区新人大会の結果です。
 荒川区で3位でした。

109日、15日に行われた第五ブロック新人大会の結果です。
 9日,1回戦で千住桜堤に2-1で勝ちましたが、2回戦でシードの御徒町台東中に0-2で敗れ、都大会の出場はできませんでした。なお、15日におこなわれた夏の大会のシード権(1回戦でベスト4にあたらない)をかけた忍岡戦は2−1で勝ちました。この試合を取れたのは1つの成果でした。
 バレー人気が高くなり、4年前にはブロック大会の出場校は13校だったのが、今回は24校の参加となりました。

この報告は、須藤先生からいただいた資料を基に佐藤(S40卒)が作成したものです。

2023年11月掲載

全日本予選結果報告

正本雄途(令和5年卒) 

 8月20日と27日の2日間、全日本予選が行われました。
 夏合宿を含めた今夏の練習の集大成とも言える大きな大会で、春に始まったチーム作りのひとまずのゴールといった位置付けでした。大学附属校をはじめとした多くのチームは高校3年生を中心に戦うなか、開成は毎年新チームでの試合となるので、苦戦を強いられることも多い大会ですが、部員たちは非常に高いモチベーションを持って臨みました。 

 20日の第1試合は日工大駒場高校との対戦でした。
 レフトに南郷、平池、ミドルに増田、村上、セッターに新谷、ライトに山野、リベロに石川と春原という布陣で挑みました。新谷と山野以外は高1というフレッシュなメンバーです。

 1セット目は、相手の苦し紛れの軟打に手を焼き、なかなかリズムを作れないままこちらにもミスが重なる苦しい展開となりながらも、要所でミドルからの攻撃が決まったり相手にミスが出たりして、25−22でなんとか先取しました。
 2セット目は、序盤に増田のサーブが走り5−0と先行しましたが、一時は1点差まで詰められたりお見合いで失点したりと流れが悪くなる時間も長く、エース南郷もトスが合わず思うように打ちきれない苦しい展開でした。それでも、高2の武井や澤田をはじめとするベンチメンバーが持ち前の明るさで鼓舞し、最後は増田がスパイクを決め25−20。セットカウント2−0で初戦(シードのためプログラム上は2回戦)を勝ち上がりました。  

 第2試合は久留米西高校との対戦でした。
 初戦と同じメンバーで臨み、試合前の練習で思うように調子が上がらなかった選手たちは不安を口にしながらも、試合が始まりました。

 1セット目は、初戦で思うように決められなかった南郷や平池に連続得点が出たり、ハイパフォーマンスを維持した増田が高さのある相手ブロックに対しても得点を奪ったりして、磐石の試合展開で25−13と勝利しました。

 2セット目も、開成の緩急織り交ぜた攻撃が相手を翻弄する場面が多くありました。相手攻撃陣が尻上がりに調子を上げてくるも、平池のジャンプサーブなどでも効果的に得点を重ね、25−18でセットカウント2−0とし、しっかりと2日目進出を決めました。

  27日の第1試合は、強豪大森学園高校との対戦でした。
 初日に平池が入っていたレフトに高2の張本が入り臨んだ1セット目は、相手セッターのトスワークや高い打点からの強打、粘り強いレシーブを攻略できず、7−25でセットを落としました。相手の左腕エースに好き放題打ち込まれるなど、圧倒的な力の差を目の当たりにしました。

 2セット目は、相手にミスが目立ったり、開成のミドルからの攻撃が決まったりと、流れが来る時間もありましたが、15−25で敗れました。敗戦の悔しさ以上に、練習してきたことを試合中の悪い流れの中で実践する難しさを痛感したのではないかと思います。 

 第2試合は、暁星高校との対戦でした。
 ノックアウト方式で行われるこの大会ですが、2日目出場校は敗れてももう1試合順位決定戦があるという規定があり、日大三高に敗れた暁星高校との順位決定戦が行われました。

 大森学園戦と同じメンバーで臨んだ1セット目は、いいブロックやスパイクこそあれ、全体で見ると終始押される展開を打開することができず、10−25でセットを落としました。

 2セット目は、1セット目の流れを断ち切れないまま5連続失点から始まる非常に苦しい立ち上がりでしたが、南郷の3連続サービスエースなどで流れを徐々に引き戻すと、一時は11−10と逆転に成功します。その後も再び逆転こそされたものの、12点のビハインドで粘り強く追いかけていく白熱した展開に。しかし、最後は相手の球際に強い守備とエースの奮起を前にこらえきれず、残念ながら19−25で敗れました。

 結果だけ見れば同じ敗戦でも、暁星戦の2セット目は守備攻撃ともに内容がよく、これまでやってきた練習がある程度成果として表れたのではないかと感じました。部員たちも一定の手応えを感じたようで、これまで以上に主体的に練習に取り組んでくれています。 

 部活と学業をハイレベルで両立することが求められる開成において、少ない練習時間で他の強豪校と互角に戦うことは決して容易ではありません。現に、今回の大会も所用や模試での欠席により、普段通りのメンバー以外での戦いを余儀なくされた試合もありました。それでも部員たちは、誰を出しても勝てるチームを目指して、一生懸命チーム力の底上げを図っています。まだまだ発展途上のチームですが、そんな彼らの努力に思いを馳せつつ、これからも応援していただけたらと思います。 

 最後になりましたが、休日ながら部員の引率、ご指導に駆けつけてくださった顧問の宮先生と昭和40年卒のOB佐藤先輩、自分たちは出場資格がないにも関わらず応援にきてくれた中3の皆に、この場を借りてお礼申し上げます。

2023年9月掲載

高校生夏合宿報告

正本雄途(令和5年卒)

 はじめまして。私は、この度初めてOB会HPに寄稿させていただきます、令和5年卒で高校副コーチの正本と申します。
 さる8月2日〜6日の5日間、高校生の夏合宿が山中湖にある旅館井戸前にて行われました。特に中学生の部員がとても多くなっていることから、今回の合宿も春同様中高別開催という形になりました。 

 今回の合宿には新高や中3の部員も多く参加してくれていたため、平成31年(令和元年)卒の酒井先輩のご指導のもと、基礎メニューを多く行うメンバーと、チーム作りを念頭に置いた実戦的なメニューを多く行うメンバーに分かれての練習が多くありました。酒井先輩は強豪安田学園でのコーチ経験もあり、バレーに対する豊富な知識や技術、練習への熱意は圧倒的で、その的確で時に厳しい指導に、現役部員たちも適度に緊張感を持って練習していたのが印象的でした。

 高地でサーブを作り込むのは効率が悪いということで、サーブに時間を多く割くことはありませんでしたが、スパイク、ブロック、ディグ、サーブレシーブと、バランスよく個人の能力の底上げを図ったメニューを行いました。4日目の午後練習では、それまでの練習で積んだものをゲームに落とし込むことを意識し、この夏を戦えるだけの成長をチーム全体に見ることができました。参加できたOBはそれほど多くありませんでしたが、濃い練習のできた5日間だったのではないのかなと思います。

 高1から複数名がスタメン入りし、若い力が平年以上に躍動しているチームということもあり、非常にこれからが楽しみだと感じました。コーチとして、可能な限りサポートしていけたらと考えています。今後とも応援よろしくお願い致します。

2023年9月掲載

 2023年 中学都大会報告

中学顧問 中西 壮樹  

 7/16(日)と7/17(月)の2日間、東京都中学校バレーボール選手権大会に出場してきました。
 開成は、大会直前にセンター岡村の怪我があり、ローテーションをセンターセッターのポジションに変更して臨みました。

 16日の初戦は第4ブロック6位の板橋区立志村第一中学校。
エースが2枚揃い、攻撃のバリエーションがあってレシーブも良いチームでした。 

 実力では負けないと思っていましたが、緊張からか中盤にサーブミスやローテーション順のミス、アウトオブポジションなどで点差をつけられてしまい、惜しくも23−25でセットを落としました。

 2セット目以降は、セッター福田のトスワークやリベロ國分のカットも安定し、オポジットの小山をはじめ、レフトの中村、ライトの高橋、センターの岡田のスパイクが徐々に効き始め、サーブで相手を崩したところで最後はエースの麻生がしっかりと決めてくれました。

 結果は、23-2525-2025-23でフルセットでの勝利となりました。 


 2試合目の相手は、ウィンターカップや練習試合等で対戦経験のある桐朋中学校。
 
この試合では、これまで出場機会をなかなか作れなかった、平林や直前に怪我をした岡村も出場し、中3の部員全員が出場できました。
 
結果は25-1225-20で、多少のミスなどもありましたが、翌日の安田学園との試合に向けて良い状態で終われました。 
 

 2日目はベスト8をかけた安田学園との試合。
 
前回の都大会優勝の安田学園が相手とあり、会場には大勢の安田学園の応援団が並び、猛暑も相まって異様な熱気の中で始まりました。

 序盤は、事前に決めたブロックが機能せず、ミスも連続して13-25でセットを落としました。
 
2セット目は、サイドのブロックのマークを徹底すること、サーブを決めたコースに打つことを徹底し、これがうまくはまって13-6で折り返しました。
 
しかしながら、WTO明けから失点が続き、じわじわと追い上げられ21-25で敗退しました。  

 結果は東京都でベスト16となり、目標としていた関東大会(ベスト6)には及びませんでした。
 
これで中3は引退し、明日から高校のチームに合流します。

 中体連の試合こそ終わりましたが、開成バレー部として今後も活躍してくれることを楽しみにしています。

2023年7月掲載

2023年度東京都中学校バレーボール夏季大会報告 

酒井 聖平(平成31年卒)  

 7月16日に東京都中学校バレーボール夏季大会1日目が板橋区立志村第一中学校にて行われました。
 開成としては、22年度秋に開催された新人戦以来2大会連続での都大会出場となりました。ただし、夏季大会に限ると、コロナ禍も影響し、19年度以来、4年ぶりの出場でした。

 試合には中3が出場し、レフト麻生・中村、ライト髙橋・小山、センター岡田、セッター福田(キャプテン)、リベロ國分というスターティングメンバーです。リベロを除くと平均身長が175cm程はあろうかという体格に恵まれたメンバーで、セッターがセンターでブロックする変則ローテで戦います。

 1回戦の相手は志村第一中学校。レシーブ・パス・スパイクなどをチーム全員が律儀にこなし、しっかりと練習してきたことが窺えるチームでした。

 1セット目、開成は効果的なサーブ・エース麻生らの強打で得点を重ねます。ですが、相手レフトのサイドライン側へのブロックアウト・相手センターの緩急織り交ぜたAクイックに対応しきれず、23-25でセットを落とします。

 2セット目、相手レフトに対するブロックでストレートを締めるというプラン変更がハマります。序盤からシャットアウトを連発し、相手レフトに思う通りのプレーをさせません。また、クロスへ抜ける強打も髙橋ら後衛レシーブ陣が粘り強く拾ってラリーに持ち込み、福田の柔らかいオープントスを麻生・中村の両レフトが打ち込むことで優位に試合を進めます。25-20でセットを取ります。

 3セット目、序盤から一進一退の展開となりますが、開成側にサーブミス、相手側にラッキーな形での得点が連続するという嫌な流れで相手が13点目を先取します。ですが、コートチェンジをきっかけに開成は冷静さを取り戻し、レシーバーのいない場所への軟打やダイレクトプレーなどでミスなく得点していきます。更には2セット目以降、レセプションの苦手な選手へ集まっていたサーブも効果率が再上昇し、20点台付近で追い付きます。ここで、他場面ではブレイクを許していたS4ローテが回ってきて1番の勝負所を迎えますが、小山のライトセミが相手ブロックを弾き飛ばし、1本で切ります。流れを取り戻したい相手はAクイックを連続するものの、試合開始時からのAクイックに対する岡田・福田のブロッカーとしての粘り強さ・迫力が、セット最終盤にて相手プレイヤーの消極的軟打を誘発し、勝利を手繰り寄せました。25-23でセットを取り、セットカウント2-1で勝利した結果、ベスト32を決めました。

  2回戦の相手は桐朋中学校。背の高い1枚エースを中心としたオープンバレーが特徴のチームでした。

 1セット目、1回戦と同じ出場メンバーでスタートしました。序盤から小山の有効なサーブが続いて点差を大きく広げると、開成の高いブロックを恐れた相手は攻め手にかけ、25-12でセットを取ります。

 2セット目、岡田→岡村とメンバーを1名変更してスタートします。相手の粘り強いレシーブやエースの強打もあり、中盤まで競った展開となりますが、サーブとブロックの圧力で勝る開成は徐々に相手を突き放しました。25-21でセットを取り、セットカウント2-0で勝利した結果、ベスト16を決めました。東京都ベスト16進出は開成中学チームとして20数年ぶりで、現監督の中西先生は勿論、現コーチの須藤先生にとっても初の戦績となりました。

勝利を決めた歓喜の場面

 当日、ベンチ入りした中2の部員が音頭を取って20人近くの下級生・観戦に来場した保護者の方々が応援を送った他、高1の部員4名(石川・南郷・増田・富田)も会場に駆けつけ、中3の後輩達を試合中に鼓舞し続けました。筆者も応援(?)に熱が入って喉を枯らしましたが、それ程に熱気溢れる試合を勝ち切った後輩達を見て、非常に誇らしく思いました。 

 翌日、東京都中学校バレーボール夏季大会2日目が私立安田学園中学校にて行われました。

 3回戦の相手は安田学園中学校。筆者が昨年度までチームスタッフ兼コーチを務めていた学校ですので内情には精通しておりますが、非常に才能豊かな選手で構成されたチームです。筆者は現場へは行けませんでしたが、安田学園側が運営するライブ中継で観戦しておりました。

 1セット目、序盤からサーブが好調で麻生らのスパイクで得点する場面もありましたが、試合自体は相手ペースで進み、中盤からジリジリと点差を広げられて13-25でセットを落とします。

 2セット目、サービスエース4本と開成のサーブが大当たりしたのに加え、相手の早いトスに振られてブロック枚数を削られながらも、スパイカーの正面を抑えるブロックを徹底することで、安田学園からペースを奪います。序盤から点差を広げ、13-6でセット前半を終えます。ただ、給水タイム明けからは試合の流れが変わり、巧く点数を重ねる安田学園に中盤で追いつかれて15-18まで先行されます。
 しかし、開成もこのままでは終わらず、再度、小山が攻めたブロックアウトで得点すると、再びサービスエースが飛び出し、20-24とギリギリで20点台に到達します。ですが、最後は力尽きて21-25でセットを落とし、セットカウント0-2での敗北し、東京都夏季大会はベスト16で幕を閉じました。

 中3代は小学校時代に他スポーツを経験してきたバレーボール好きなメンバーが集まっており、昨年度から上級生に混じって試合に出場していた部員も多くいました。今後、支援して貰った上級生/下級生への感謝を忘れずに、今回の成功体験を自信に変えて各自の領域で更なる努力を重ねてもらえたらと願っています。

 また、東京都ベスト16進出を若手OBの方々へ前もって報告した際、現役時代に須藤先生と関わりのあった面々から祝福の反応を頂きました。その方々に代わりまして、この場でお祝い申し上げます。
今後とも開成バレーボール部の応援を宜しくお願いいたします。

2023年7月掲載

インターハイ予選報告

佐藤 勇(昭和40年卒

6月11日にインターハイの予選が開成会場で行われました。
運動会、中間試験、修学旅行と行事が立て込んでいたため、あまり練習ができていない中での大会でした。
毎年開成は高校3年生が関東大会予選で引退し、新チームでの初戦、相手のチームは高校3年生の引退試合ということで、苦戦をする大会です。
開成も関東予選では、高3の妹尾くんの応援で何とかシード権を確保しましたが、今回は全くの新チームでの大会でした。

開成はシードなので2回戦からの登場。相手は1回戦勝ち上がりの橘高校です。
レフトに高2の張本、高1の南郷、ミドルは高1の村上と増田、セッターは高2の新谷、オポジットは高2の山野、リベロは高1の富田と石川でスタートしました。
前半は好調の増田のスパイク、フェイント、張本のスパイクなどで、8-5と先行しますが、相手のエースもスパイクを決め、開成のミスも重なり、12-12と追いつかれます。その後一進一退の展開となり、20-22と逆転され、2回目のタイム。ここから張本のスパイク、サービスエース、増田のブロック、で24-22と逆転。最後は南郷のスパイクが決まり、25-22でセットを取ります。サーブミスが7本では苦戦も仕方がありません。

第二セットも同じメンバーでスタート。相手の攻撃が決まり、前半は開成が追いかける展開。8-10となりましたが、相手のミスや村上のサービスエースもあり、12-10と逆転。そこからは一進一退で17-16まで追い上げられますが、ここから村上のフェイント、山野のブロックなどで4連続ポイントと一気に21-16としますが、サーブミスをきっかけに相手も4連続ポイントで21-20と追い上げられます。ここから開成の3連続ポイントで24-20。しかし相手もエースの連続ポイントで24-23。最後はまたも南郷のスパイクが決まり、25-23で勝利しました。まだまだ、未熟なチームですが、新チームでの初めての試合を勝利で飾ることができました。

続く第二試合は、杉並高校。一回戦で麻布、二回戦で竹早を破ってきたチームです。立ち上りは山野のサービスエースなどで5-2とリードしますが、ミスを連発し7-7となります。

相手のサーブミスをきっかけに、増田のサービスエースなどで、7連続得点、14-7と引き離します。後半点差が少し詰まりましたが、25-19で勝利。第一セットの後半から増田に代わって高2の柳橋が入っていましたが、第二セットはそのままスタート。前半は柳橋のスパイクや相手のミスで、8-1とリードしますが、相手も頑張り9-8まで追いつかれます。一進一退が続きますが、リリーフサーバーの平池のサービスエース、山野のスパイクなどで24-20とし、最後は増田のスパイクで25-21の勝利。

チームを声とプレーで支えた、高2の武井、澤田、随所で素晴らしいレシーブを見せてくれた、リベロの富田、石川の力もこのチームの大きな戦力です。

これで難関だったインターハイ予選でシード権を確保しました。

 18日に2日目が巣鴨高校会場で行われました。
 相手は強豪の日大三高です。開成はレフトに高2の張本、高1の南郷、ミドルは高1の村上と増田、セッターは高2の新谷、オポジットは高2の山野、リベロは高1の富田と石川でスタートしました。

第一セットは相手の強打・フェイント・強烈なサーブになすすべ無く、9-25で完敗。

第二セットの序盤は第一セットと同じような流れでしたが、5-11でセッターのサーブの時に、高1の平池を投入。いきなり2本のサービスエースを決め、勢いを取り戻します。7-11と迫ります。セッターは平池。相手の強烈なサーブでエースを3本決められ、7-17となります。ここから、南郷のバックアタック、村上のスパイクで追い上げ、10-17。しかし、ここからミスを連発してしまい、13-25で敗れました。

1学年上のチーム相手によく頑張ったと思います。
 
夏から始まる同学年のチームとの対戦が楽しみです。

今後も応援よろしくお願いします。

高校関東大会予選の結果報告

佐藤 勇(昭和40年卒

みなさまこんにちは。
 今年の1月から高校を見ることにしました。 

まず、関東大会予選の結果の報告です。
 416日に関東予選の1日目。開成が会場で行われました。
 
今年は残念ながら3年生が1月で引退し、キャプテンだった妹尾のみが残ってくれましたので、妹尾を加えた
高2・高
1の新チームでの参戦となりました。
 
シードを持っている開成は、2回戦からの登場。
 
初戦は田園調布高校。

レフトに3年妹尾と2年張本、センターが1年の増田と村上、セッターが2年の新谷、オポジットに2年の山野、リベロに1年の春原と石川の布陣。
 
力の差がある相手で、妹尾、増田の強打が決まり、21-91セットを取りました。

第二セットは、控えのメンバーを使い、レフトに妹尾の代わりに1年の南郷が入り、オポジットに2年の武井が入りました。
 
中盤まで競っていたのですが、16-16から相手の連続サービスエースで離され、24-24に追いついたのですが、最後相手のエースに決められ、24-26で落としました。

第三セットは最初のメンバーに戻し、25-11で取り、新チームの初勝利。
 

第二試合は国学院久我山。攻撃力のあるチーム。

レフトに3年妹尾と2年張本、センターが1年の増田と村上、セッターが2年の新谷、オポジットに2年の山野、リベロに1年の富田と石川の布陣。

第一セットは序盤競り合う展開でしたが、10-12から増田の連続サービスエースもあり、16-13とリードしますが、審判の疑問のジャッジもあり、3連続で取られ、16-16に追いつかれます。妹尾も熱くなって、審判にアピール。ここで、宮先生がタイムを取って、妹尾に「今日は何しに来た?」、妹尾も冷静を取り戻し、笑顔を取り戻し「勝つために来ました」との対応、これで、みんなの気持ちが緩み、妹尾とチームが冷静さを取り戻しました。その後17-19とリードを許しましたが、村上のサービスエースをきっかけに、張本、妹尾、増田の強打が決まり8連続得点、25-19セットを取りました。

第二セットは、緊張も取れ、終始リードを保ち、終盤に投入した2年の澤田のサービスエースもあり、25-21で取り、2勝目をあげ、2日目に進むことができました。

 
 
二日目は、23日に安田会場で行われました。相手は、東京成徳との対戦。

レフトに3年妹尾と2年張本、センターが1年の増田と村上、セッターが2年の新谷、オポジットに2年の山野、リベロに1年の富田と石川の布陣。
 
成徳は攻撃力が強く、サーブもかなり強烈でした。

第一セットは、中盤まで競り合い、13-14。ここで4連続ポイントを取られ、13-18
 
そこから一進一退で、追いつけず19-25。第二セットも中盤までは16-16と競り合ったが、最後は相手の強烈なサーブに連続ポイントを取られ、19-25で敗れました。 

新しいチームで、心配しましたが、シード権は確保できました。
 
選手の成長が著しく、BチームもAチームに負けない力をつけてきました。Bチームが強いと、練習でも拮抗したラリーができ、それがAチームの強化につながります。
 
選手の性格も明るく、好感のもてるチームと感じています。

 

OBの皆様の応援、よろしくお願いいたします。

2023年5月掲載

高校メンバー紹介

  2のキャプテンをしている新谷です。日頃より応援ありがとうございます。簡単にメンバー紹介をさせていただきます。

 現在の部員数は高27人、高19人の計 16人で活動しています。高2は旧高がセッターの新谷、オポジットの武井、センターの柳橋、リベロの澤田の4人、新高はオポジットの山野、レフトの張本、センターの武田の3人です。新高は張本のみ中学でバレーの経験があり、それ以外の2人は未経験ながらも日々技術向上に努めています。特に山野はチームのことをよく考えており頼れる存在です。

 高1はレフトが南郷・三上・寺川、リベロが石川・春原・冨田、センターが増田・村上、ライトの平池の計9人です。寺川は新高で先日入部したばかりですが力強いスパイクが武器の新戦力です。この代はまだまだ技術は未熟ですが、学年関係なく日々切磋琢磨しています。これからも練習に一生懸命取り組んでいきますので、今後とも応援よろしくお願いします。 

高校キャプテン 新谷 晴生

2023年5月掲載

中学の試合結果報告

佐藤 勇(昭和40年卒

 須藤先生からの情報で春の大会の結果を報告します。 

荒川区春季大会
 開成 13-2523-25 諏訪台中
 開成 25-1525-22 荒川四中
 以上で荒川区2位
 

 第五ブロック大会 Bゾーン
 開成 25- 825-13 東綾瀬中
 開成 25-1625-15 江北桜中
以上で Bゾーン1位

 
第五ブロック 夏季一次予選大会(上位4校による順位決定戦)
 今年は都大会が夏だけとなったため、春の都大会出場は無くなりました。
 開成 11-2523-25 渕江中
 開成 20-2525-2020-25 浅草中
 開成 13-2522-25 諏訪台中
以上で第五ブロック4位

 これから夏の都大会に向けて頑張りますので、応援よろしくお願いいたします。

2023年5月掲載

春合宿参加記 

春合宿が高校生(321日から24日)と中学生(324日から27日)に分けてヴェルデ軽井沢において行われました。
高校合宿に参加した小川さんと、中学合宿に参加した太田さんに合宿参加記を書いていただきました。
おまけとして日帰りで中学合宿を見学した天明が合宿の様子をお伝えいたします。    (
S56 天明 記)

【高校合宿の部】

高校の部は、新学年で順番に、新高三が3名、新高二が7名、新高一が7名の計17名の現役部員と、OBとして、小川、會津、そして今年の卒業生として、正本、寳来、齋藤、原島と、顧問の先生として宮先生と奥山先生の総勢25名で実施されました。

今回の高校の合宿期間といえば、今年はWBCの準決勝決勝の日でもあり、行きのバスでは試合の話題で大盛り上がりだったようで、自家用車で向かった私も運転しながら応援歌を熱唱していました。(笑)合宿所に着くと、すでにバスで向かった方々は昼食をとり始めており、申し訳ない限り、なんとも幸先の悪いスタートです。
肝心の練習は、新チームとしてのチーム作りと並行しながら基礎練の本数も稼がねばならないということで、自分の知る春合宿とはどこか違うような雰囲気の中スタートしました。

初日の午後練は、ロングオーバーパスやスクワットポジションなど、基本の形を覚えさせることに時間を使いました。OBも球出しをする必要のない時には練習に混ざるなど、開始30分で上着を脱ぎ捨て、動き回りました。練習の中で、パスの相手をしたり、技術的な質問を積極的にくれたり、自分の現役の時よりも、現役部員の私たちに対する学習意欲の高さに驚かされ、一層身の引き締まる思いでした。
夕食の席につくと、非常に美味しそうな料理が並んでおり、空腹も手伝って、思わずカレーをおかわり、これだから合宿に行くと毎年体重が増えるんです。
夜はチーム練習がメインであり、新チームとOB現役混合チームでの試合を行いました。この時期の新学年としては、非常に技術的にはいいものを持っている選手が多いとは感じましたが、試合としてはOBの連勝、ボールを落とさないことへのこだわりなど、伸び代を非常に感じました。

夜には久しぶりの懇親会を開催、4人での開催ということで、自分が現役の時に部屋の向こうから聞こえてきた懇親会を思い出し、少し寂しい気分になりながら、たくさん貴重なお話ができました。
翌日は、WBCの決勝、練習中も試合が気になって仕方ない、と言いたいところですが、ここは軽井沢の山奥、あいにくの電波状況で、奥山先生に途中経過を聞いたりしながら、練習に励みます。無事に日本が優勝したところで、本題に話を戻します。

二日目は徐々にゲーム練習が増えてきた日でありました。その中で特に感じたことは、技術的な練習を実際のプレーに生かすことの難しさでした。サーブレシーブや、ブロックなど、自分自身以外の動きが絡んでくるときに、どのようにして連携を取るかということが改めて課題として浮き彫りになったのではないでしょうか。夜練では再度ゲーム練習を行いましたが、高校三年生の先輩を混ぜたおかげか、この日は現役が二連勝、1日ではありますが、成長を感じる試合でした。

私は三日目に一足先に帰る予定でしたが、朝起きてみるとあいにくの霧模様、自家用車で帰った私は碓氷峠を霧の中、まさに五里霧中といった状態で帰る羽目になりました。
今回の合宿では、なつかしい合宿の姿と、変わりゆく合宿の姿との両方を感じることができました。
ヴェルデ軽井沢の体育館や食事、懇親会など、自分が見聞きしてきたものに対する懐かしさの反面、中高分割開催という点での、各学年の立場の違いからくる雰囲気の違いや、部活自体の雰囲気の違いなど、戸惑う点も数多くありました。ただ、そんな中でも、開成高校バレー部への愛着は変わらないところが、合宿に何度も足を運んでしまう所以なんだろうなと思っています。大学生OB各位におかれましては、ぜひ次回からも合宿にふるってご参加いただければと思います。

最後になりますが、お世話になりました、宮先生、奥山先生、受け入れてくださった現役部員の皆さんに感謝を申し上げたいと思います。ありがとうございました。                 (R2 小川 記)

【中学合宿の部】

こんにちは。今回初めてOBHPに記事を書かせていただく、R4年卒の太田です。僕は今回、中学生の春合宿に参加させていただきました。今回、中学生の合宿は中学2年生が9人、中学1年生が19人、学生OBR4卒の田中と私の2人、そして顧問の須藤先生、中西先生が参加しました。僕は1年ぶりに中学生と顔を合わせるので半分不安、半分楽しみに集合場所に向かいました。集合場所になっていた開成高校につくとすぐに2年生の生徒が話しかけてくれました。僕のことを覚えていてくれた生徒も多くて嬉しかったです。

今回の合宿は感染症対策の他、中学1年生の人数が多いので練習量確保のために高校チームと中学チームで完全に別の日程で行われ、1年生と2年生も練習は基本的に別々に行われました。僕たちのころの合宿といえば、高校生の先輩やOBと一緒に共同生活をする緊張感が合宿の一大要素であったのが今はそれが失われていて、生徒同士和気あいあいとした共同生活になっていて不思議な感じがしました。練習でも彼らはリラックスして適度な緊張感を持ち、同級生同士や、時には1年生と2年生で張り合って競い合うようにバレーボールに真剣に取り組む姿が印象的でした。例年よりも短い日程で、高校生もいなければOBもあまり参加できなかった中で、この合宿をどうやって有意義なものにするのかということを先生と生徒はよく考えていたと感じました。

合宿の形が変わっていくのはOBとして見たときは多少の寂しさを感じる部分もありましたが、中学生たちにとっては今の合宿が彼らの合宿であり、合宿が彼らにとって素晴らしいものになっていればサポートした身としては最善だと思いました。とてもいい雰囲気でチーム作りができていると感じたので今後も頑張ってほしいと思います。                                       (R4 太田 記)

【おまけ】

 

3/25朝、直前に浅間山噴火警戒レベル2となりやや緊張気味で現地に向かう。4年ぶりの春合宿参加、と言っても今回は日帰り半日コースである。
朝の軽井沢の気温は摂氏5℃の小雨模様だが、合宿はヴェルデ軽井沢(練馬区保養施設)に宿泊し併設の体育館2面を使って行われている。新中39名、新中219名の大所帯に、顧問2名と学生OB1名で指導する側はフル回転である。自分が現役の頃にはOBの人数の方が多かったなんてこともあったのを思い出す。今回も自分はただ見ているだけなので申し訳ない気持ちでいっぱい(それでも翌日は腰痛で立てない状態でしたが・・・)。
また昼食後の午後の練習はいきなり軽いコンビネーション的なメニューから始まることも驚き。毎回練習は対人パスから始まっていた
50年前とは大違い。練習詳細は学生OB記事を読んでいただくとして、中学新チームは人数も多く、体格にも恵まれ、新シーズンが楽しみです。中学生に「合宿はどう?」って聞いたら、「合宿は楽しみにして来ました。2日目だけれどもう筋肉痛なんです。」という返事。来週の麻布戦を楽しみにしています。
                                         (
S56 天明 記)

2023年3月掲載

高校生 vs OB 試合形式練習

高校生 なにやら相談中

中学生練習中(みんな背が高い)

中学新人戦都大会報告 

2022年1113日、都大会の1日目が聖徳学園を会場に行われました。3年ぶりの都大会出場です。
1回戦は葛西三中。エースがしっかり打ってくるなかなか強いチームでした。
開成はレフトに麻生と小山、センターに高橋と中村、セッターがキャプテンの福田、オポジットにサウスポーの岡村、リベロに國分と山口の布陣です。

第一セットの最初に2連続ブロックポイントで、相手のエースにプレッシャーを与え、スパイクミスを誘うなど、6連続ポイントと良い滑り出しです。その後もエースの打点の高いスパイクで得点を重ね、21-7とリードします。このまま押し切るのかと思われましたが、相手のエースも奮起し、追い上げられましたが、25-14で第一セットを取ります。

第二セットは序盤相手のうまいフェイントが決まるなど、8-8まで競り合いますが、ここから、ブロック・サービスエースなど7連続ポイントで一気に19-10と引き離します。ところが終盤相手のサービスエースなどで追い上げられ、23-19となりますが、25-22で何とか逃げ切り、久しぶりの都大会での勝利をあげました。

2回戦は都大会ベスト8常連の聖徳です。都の小学校バレー会長の片野(S44卒)くんの情報では、「聖徳は力を入れています。小学生の有力チームから何人も入っています。」とのことでした。3年前には新人戦の1回戦で当たり、惜敗しました。

第一セット出だしで相手のエースを3本ブロックで止め、5-3でリードします。ところがさすがに強豪で経験豊富なチームは、ブロックアウトやセンター攻撃を多用して、ブロックをかわしてきます。鋭く変化するサーブにも苦しめられ、一気に8-19とりーどされ、第一セットは10-25で取られました。

第二セットは序盤から相手のエースのスパイクが冴え、6-14とリードされます。ここからサービスエースなどで追い上げ、11-15まで迫りますが、相手のレフトエース、ライトアタッカーの鋭いスパイクで引き離され、16-25で取られ敗戦。

やはりベスト8常連のチームと比較すると、やっているバレーのレベル・精度に歴然と差があり、そこを高めていかなくては、追いつけないと感じました。
これからそのことを意識して練習を行い、来年夏の都大会目指して頑張っていくと思いますので、今後も応援よろしくお願いいたします。

昭和40年卒 佐藤 勇
2022年11月掲載

大会パンフレット購入補助に対するお礼

 過日行われた東京都新人バレーボール大会に出場してまいりました。
1回戦はスレート勝ちでしたが、2回戦聖徳学園にはストレートで負けてしまいました。

チームの強みであるサーブ&ブロックをいかしきれず悔しさは残りますが、上位のチームと対戦できる良い経験であったように思います。 

また、日頃よりバレーボール部の活動にご支援ご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。
今大会では、部員全員分のパンフレットを寄付頂き誠にありがとうございました。
各部員、きっとこれまでのブロック成績と各校の情報をみて、あれこれと話しているのではないかと思います。

 もう一段上のレベルに上がれるよう、今後とも練習に励んで参りますので、引き続きよろしくお願い申し上げます。 

開成中学・高等学校バレーボール部顧問 一同  
  奥山 茂樹、宮 利政、須藤 俊文、中西 荘樹

2022年11月掲載

中学新人戦ブロック大会報告

 1023日ブロック大会のベスト4の順位を決める試合が諏訪台中学の体育館で行われました。
開成は中間試験のど真ん中で、あまり練習ができていませんでした。

第一試合は優勝候補の渕江中です。
よく頑張ったのですが、12-2516-25で敗れました。

第二試合は荒川区大会で勝っている諏訪台中。
第一セットは27-25で取りましたが、終盤まで競り合い、22-20と一歩リードするが、ここから諏訪台のエースが奮起し、5点連続で取られ22-25で取られました。第三セットはミスが多く、中盤で10-19と大きくリードされますが、両エースが頑張り、19-23と追い上げますが、20-25で逃げ切られました。

この結果第五ブロックで4位となりました。
表彰式で賞状と盾をもらいました。

1113日から都大会が始まります。応援よろしくお願いします。

昭和40年卒 佐藤 勇

2022年10月27日掲載

中学新人戦都大会出場決定 

開成バレー部 OBの皆様へ

10月9日に第五ブロックのブロック大会1日目が開成を会場として開催されました。
荒川区で優勝したため、シードとなり、1回戦勝ち上がりの銀座中と対戦。
前半からリードし、22-13としましたが、ここから6連続ポイントを取られ、22-19
それでも何とか逃げ切り、25-22で第一セットを取りました。

続く第二セットも15-8でリードしますが、追い上げられ、17-17と追いつかれます。
それでも何とか逃げ切り25-22で勝利。この試合もブロックがさえていました。
これで、『都大会出場!』が決まりました。
 

翌10日開成が会場でブロック大会2日目が行われました。
前年度都でベスト8の御徒町台東中とブロックベスト4を賭けての対戦。
第一セットは、開成のブロックが相手のエースを抑え、ブロックを避けるためのミスも増え、一進一退の攻防ですが、いつも開成がリードを保ち、25-20

第二セットは出だしにミスが続き、2-7とリードされます。ブロックやサービスエースなどで追い上げ、15-13と逆転。しかし相手のエースが奮起し、15-17と再逆転される。
その後ブロックが連続で決まり、23-20、相手のエースもスパイクを連続で決め、24-24のジュース。一旦25-24のゲームポイントを握るも、サーブミスが連続し、26-28で落とし、フルセットに。

第三セットは、一進一退の攻防が続くも、開成のブロックが機能し、中盤で大きく差をつけ25-18で勝利。このセットだけで5本のブロックポイント。これで、第五ブロックのベスト4。
 

ベスト4の順位決定戦に入り、前年度都大会ベスト4の浅草中と対戦。
レフトからだけの攻撃でなく、センター、ライトからの攻撃も絡めてくるチームでブロックが絞れず、20-2521-25で敗戦。

ベスト4の残りの試合が23日に行われます。
その結果はまた報告します。

昭和40年卒 佐藤 勇

20221012日掲載

高校全日本大会予選報告

 高校チームは9/2325日に全日本大会予選(全日本バレーボール高等学校選手権大会一次予選:いわゆる春高バレー)に臨み、見事ベスト32進出を果たした。

1日目(9/23)

 第1試合の相手は府中西高校。いつもながら序盤の立ち上がりには少し苦労したものの、まずは磐石に第1セットを先取した。第2セットではスタメンの体力温存のためにメンバーを半数近く入れ替えた。しかしコート内の連携の不具合や、サーブミスの連発などにより、このセットを落としてしまった。波乱の滑り出しとなった。最終セットは再びメンバーを全員スタメンに戻し、試合はセットカウント2-1で勝利した。この初戦では、今後への様々な課題が見えてきた。 

 第2試合の上水(じょうすい)高校戦では、相手守備陣形が我々の苦手とするマンアップだった。しかしそれに臆することもなく、我々は早くから実戦経験を積んだ高二の実力で相手を凌駕し、2-0のストレート勝ちを収めた。 

 第3試合の相手は足立学園だった。この相手は個人技術のレベル(レシーブ、スパイクなど)が高いチームであった。試合開始直後にいきなり連続ポイントを奪われ少し焦ったが、我々はこの相手に対し愚直に攻めることはしなかった。アタックや返球のコースを工夫することで相手の足を動かし、相手チームの連携を乱しながら賢く得点を重ねていった。最後は相手の集中を切らして、スコア・メンタル共に相手を上回り、セットカウント2-0で勝利した。 

 開成は見事2日目進出を果たした。 

2日目(9/25)

 第1試合の相手は明治学院高校だった。この相手は器用なチームであると言った印象だったが、事前に相手チームの研究をしていた我々の作戦が功を奏し、相手に主導権を握らせることなくストレート勝ちを収めた。この試合はこの日の1試合目だったが、立ち上がりから良い状態でゲームに臨むことができ、1日目に苦労したサーブも改善された。キャプテン妹尾の安定感が光っていた。

スコア:第1セット 25-13
    
2セット 25-14 

 第2試合の相手は強豪足立新田だった。第1セットは相手のライトエースの攻撃に苦しみ、落としてしまった。巻き返しを狙う第2セットでは、我々は素晴らしい集中力を発揮した。厳しいドリブルの判定を受けながらも、途中24-19になるまで相手を追い詰めた。しかし、試合の最後にまさかのアクシデントが起こった。セッター本多がブロックで相手スパイカーに狩られ、小指を怪我して途中交代となってしまったのである。ここで試合の流れは完全に変わってしまった。その後セッターとして急遽代わりに入った新谷が懸命にトスを上げるも、変わってしまった流れのまま相手から1点も奪うことができず、26点まで連続で取られて試合は負けてしまった。

スコア:第1セット 14-25

 
    第2セット 24-26 

*まとめ

 最終試合は驚きの展開だったものの、今大会では総じて大いなるチームの成長が見られた。元々高かった攻撃力に加え、レシーブやブロックが上達したためチームにまとまりが出てきた。今後はスタメンだけでなくベンチメンバーやBチームの強化にも力を入れ、さらなる層の厚さを目指したいところだ。

*最後に

 OB会員の皆様、日頃よりご支援ありがとうございます。我々高校チームは皆元気にバレーボールに励んでおりますので、今後ともご指導・ご支援の程、どうぞ宜しくお願いいたします。

令和3年卒 高校コーチ 中西 泰晴

2022年10月9日掲載

中学荒川区大会優勝(新人戦)

開成バレー部OB会の皆様へ

荒川区の新人大会が行われました。
レフトエースが小山と麻生、センターに中村と岡村、セッター福田セッター対角
に高橋、リベロ國分、以上全て2年生のメンバーでした。

10/1の予選で荒川五中に25-11,25-23で勝ち、10/2のリーグ戦に臨みました。
第一試合は荒川四中。25-17,25-20で勝利。
第二試合は優勝候補の諏訪台中。
一進一退の好ゲーム、一時13-16とリードされますが、終盤に追いつきジュースの末26-24でセットを
取ります。
第二セットは中盤に大きくリードを許し、追い上げましたが、18-25でフルセットになります。今までですと、このままズルズル敗戦というパターンでしたが、今年のチームは違いました。

序盤競り合いが続きましたが、20-15でリード。20-19まで追い上げられましたが、逃げ切り、25-22で勝利。荒川区で優勝となりました。

このチームの特徴は全員が攻撃に参加できる攻撃的なチームです。
さらにブロックを強化して、セット平均3.5点ブロックポイントがあり、カバーされてポイントにならなかったものも含め、相手のエースにかなりのプレッシャーを与えることができました。
まだまだ、精神的にも未完成な部分もありますが、これからブロック大会で都大会の出場を決め、
都大会でも活躍すると思います。

応援よろしくお願いします。

昭和40年卒 佐藤 勇
2022年10月2日掲載

現役・OB交流戦報告
                                平成28年卒 前川 拓実
 

例年は1/3に開催されておりました新年のOB会ですが、コロナの影響もあり、今年は現役の練習のお手伝い兼現役・OB交流戦のような形で、1/8()に開成の体育館でこじんまりと開催されました。 

私は開成の新校舎に入ったことがなかったため、新しい校舎、体育館を非常に楽しみに西日暮里に到着し、歩道橋を渡り目の前の門を入ったのですが…見慣れない風景のあまり迷子になりました()
体育館も非常に綺麗で、以前の体育館よりも面積も広く天井も高くなっており、快適なバレーボール環境が整っていました。 

OBのアップが終わった後は、現役のAチームと2セット試合をしました。1セット目はOB側のミスが多かったうえに要所でスパイクを決められ、現役チームにセットをとられてしまいました。(ミスが多いのは現役のためにならないので大反省です…)
2セット目は序盤からOBチームに連続ポイントがあり、東大バレー部元エースの中島くんのスパイクも何本も決まり、リードを保ったままOBチームがとりました。
現役チームはバックライトを積極的に使うなど攻撃力が高く、強いチームだなという印象を受けました(久々に新人大会三日目に進んだとのことです)。
まだまだ荒っぽいところもありましたが、日々の練習を大切に成長を重ね、勝ち進んでいってほしいと思います。 

Aチーム戦の後は、現役OB混合でのゲーム、AチームBチームそれぞれのブロックからの切り返し練習を行いました。OBがいることでレベルの高い練習ができると、宮先生からも感謝の言葉をいただきましたので、また機会があれば練習に伺えればと思います。

体育館はこのような感じで非常に綺麗で広いです。暖房もしっかり効いていて快適でした。

今年は小規模な新年OB交流戦となりましたが、来年以降はコロナ前のような大規模なOB交流戦が開催できることを心より願っております。その折にはOBの皆さまも是非足をお運びください。

まだまだ寒い季節が続くうえ、コロナ感染も再拡大しておりますので、皆様お身体にお気をつけてお過ごしください。

2022年1月掲載

  参加者集合写真。前から1, 2列目は現役高校部員。最後列はOB、左より大内(H14)、能丸(H31)、中島(H29)、平井(H31)、赤津(H31)、會津(R2)、小川(R2)、前川(H28)

現役・OB交流戦のお知らせ

 毎年恒例の現役・OB交流戦ですが、今年度は下記の日時、場所で行います。

日時:2022年 1月 8日(土)  13:00~
場所:開成高校体育館(新体育館です)

参加上の注意点がございますので、参加いただける方は参加登録をよろしくお願いします。
参加登録:https://forms.gle/hgzpkrgNa4AQAmrr9
(先着順です。人数が多い場合は、ご遠慮願う可能性もありますので、あらかじめご了承ください。)

また、検温など、コロナ感染の防止にご協力をお願いします。


                                    平成14年卒 大内隆成

                                        2021年12月掲載

2019年ー2022年の現役の活動状況をご紹介します。

《練習予定》

場所の記載がないものは開成の新体育館となります。ルールについては、⼊⼝前のが変わっている場所からは内履に履き替えること、フロア内の事は禁、給はシートなどをフロアの⼀⾓に敷いて行うこと、とのことです。 

      高校               中学
2021年
12/16 15:00-17:00@東京武道館          13:00-15:00

      17   9:00-12:00@赤羽体育館             12:30-15:00@赤羽体育館

      18   8:30-12:30@暁星

      19   私学大会@昭和第一学園

      20   12:30-17:00@荒川スポーツセンター

      21   9:00-17:00@東京武道館             9:00-17:00@東京武道館

      22   9:00-17:00@麻布/東京武道館       9:00-17:00@麻布/東京武道館

      24   12:30-18:00@城北/江北体育館      15:30-18:00@江北体育館

      25   8:30-13:00@暁星

      27   9:00-12:00@開成(練習試合)            12:30-15:00@赤羽体育館

      28   9:00-12:00@未定(遠征予定)

2022年
  1/  5   9:00-17:00@本郷

        6   9:00-12:00@荒川スポーツセンター

        7   8:30-12:30@本郷

        8   13:00-17:00@開成               13:00-17:00@開成

      10  12:30-17:00@開成(練習試合)

H14年卒 大内隆成

2021年12月掲載

《試合報告》

高校

20211024

(全日本予選3日目)

開成0-2日本学園

久々に迎えた大会3日目でしたが、試験中ということもあり直前の練習はあまり出来ず。それでも部員たちはインターネット配信が行われる対強豪の試合に意気揚々と臨みました。ただこの日は2日目と打って変わってブロックの精彩を欠き、相手のサーブとテンポの良い攻撃に翻弄される結果に。次へ向けて課題が見えた一戦でした。

 20211010

(全日本予選2日目)

開成2-0郁文館

開成2-1東京成徳

1日目はコーチが帯同できずも無事に突破し、迎えた勝負の2日目、ライトの齋藤悠を怪我で欠く中、対レフトのブロックが冴え、1戦目はストレート、2戦目はフルセットの末勝利し、都ベスト24入りすることでシード権を奪還しました。

 

2021530日 インターハイ予選1日目

 ○開成20上水

 ●開成02岩倉

引き続き外部の体育館を借りての練習を余儀なくされる中、緊急事態宣言下でその体育館も使用できなくなってしまい、ネットを使った練習のできないまま臨んだ新チームの初戦。そんな中で一試合目の上水戦では難なく勝利するも、次戦のシード校岩倉相手には高2の水戸や正本、途中交代した高1の妹尾の活躍もありデュースに持ち込む競った展開の中で、惜しくも1日目での敗退となってしまいました。しかし、高一高二ともに高校から入部してくれたメンバーも多く、高さのある伸びしろのあるチームであると強く思います。今後の大会についても情勢により不透明な部分は多いですが、部員たちは強い気持ちを持って練習に取り組んでおりますので、一年間応援のほどよろしくお願い致します。

R3年卒 髙林

2021年4月25日 関東大会東京都予選会二日目 

◯開成2−0足立西●、●開成0−2中大杉並◯

二日目、中大杉並への勝利を目指して挑んだ大会だった。一試合目、足立西戦はストレートで下す。

運命の中大杉並戦。相手のセンターを警戒して臨んだ一戦だったが、そのセンターに要所で得点され、一セット目を落とすと、二セット目は相手のライトに立て続けにスパイクを決められ、こちらの攻撃力不足も相まって、ストレートで敗北、引退となった。

2021418日 関東大会東京都予選会一日目 

◯開成2−0日工大駒場●

この大会を最後に高三が引退。分割開催の影響で例年より1日日程が増えており、この日は一試合のみだったが、新人大会でも勝利している相手に危なげない試合展開で勝利、二日目に駒を進めた。

20201213日 私学大会

○開成2―1明星●

コロナウイルスの第三波が現実味を帯びる中で行われた大会。開成の入ったブロックでも感染者、発熱者の発生による出場辞退が起こるなど、波乱に満ちた大会だった。二回戦の対戦相手が強豪の日本学園ということで部員たちは対戦を楽しみにし、一回戦をフルセットの末に勝ち抜いたが、二回戦が行われる大会二日目以降は中止され、対戦は叶わなかった。

20201122日 新人大会一次大会二日目 

●開成0−2多摩大目黒◯

シード奪還と、高二の山崎、西野の引退を賭して望んだ一戦、相手のレフトの高い打点からのスパイクに終始圧倒され、第一セットを大差で奪われる。

キャプテン田中のセンターからのスパイクなどで応戦するも、流れを変えることはできずに、ストレートで敗戦。残る大会は関東予選のみとなった。

2020118日 新人大会一次大会一日目 

◯開成2―0日工大駒場●、◯開成2−0拓大一●

 

シード奪還、新人決勝大会出場を目して挑んだこの大会、一日目は格下の相手に対してストレートで危なげなく連勝、あと一勝で新人決勝大会出場というところまで勝ち進み、二日目を迎えた。

2020922日 全日本一次予選一日目 

●開成0―2目黒学院◯

コロナウイルスの影響でこの代初めての大会。高三の橋本も出場した。しかしながら大会数日前に正セッターの太田が怪我をするトラブルに見舞われる。

それでも第一セットは粘りのプレーを見せ、30点代までもつれ込むデュースとなった。しかし、この第一セットを落とすと、第二セットは相手のサーブに対応しきれず、大量失点を喫し、そのままストレートで敗北。

悔しいデビューとなった。

R2年卒 小川修平

中学

2021年4月18日~5月5日 荒川区大会と1年生大会

今年はオリンピックがある(?)ということで、今まで春と夏にあった都大会が夏1回となりました。また、コロナの影響で例年12月に開催されていた1年生大会も4月に延期されました。

まず荒川区大会、ブロック大会について報告します。

418日に密を避けるため、尾久八幡中との対戦が諏訪台中が開催されました。

荒川区大会は2年生が中心で、レフトに長尾と一志、センターに柳橋と1年の増田(村上)、セッターは新谷、ライトに武井、リベロは澤田という布陣です。

第一セットは開成のミスが多く、9-25で失いました。第二セットはよく頑張り27-25で勝ち、フルセットとなりました。第三セットは相手のサーブが良く12-25で敗れました。

425日に荒川区大会の2日目が荒川5中で行われ、荒川5中に25-1425-232-0で勝利し、荒川区4位となりました。

55日に都大会の予選第5ブロックの試合がありました。レフトに柳橋(長尾が体調不良で休み)と一志、センターに1年の増田と村上、セッターは新谷、ライトに武井、リベロは澤田・冨田(1年)で臨みました。第一試合は柏葉中には25-1725-132-0で勝利。第二試合は強豪渕江中で、4-257-25とまったく歯が立たず0-2で敗れました。

都大会の出場はできませんでしたが、6月に行われる荒川区大会、夏に行われる私学大会で頑張って欲しいと思います。

次に1年生大会(今年はすでに2年生になってしまいましたが)についての報告です。

418日上級生の試合に続いて1年生大会が同じく尾久八幡中と対戦しました。

先発のレフトは南郷と春原、センターに村上と増田、セッターはキャプテンの石川、ライトに平池、リベロは冨田です。リリーフサーバーとして浅賀、三上、塩川、レフトに野村が控えています。最初から相手を圧倒する元気の良さで、25-1225-132-0で勝利し、上位3チームのリーグに進むこととなりました。

52日に1年生大会のリーグ戦が諏訪台中会場で、荒川4中、諏訪台中、開成中の3校で行われました。第一試合では、諏訪台中に25-2119-2511-251-2で敗戦。

 

続く第二試合で荒川4中に8-2510-250-2で敗れ、第3位となりました。

S40年卒 佐藤 勇

 

2020年9月21日 荒川区中学新人大会兼荒川区区民大会(中学)

921日に荒川区スポーツセンターで荒川区中学新人大会兼荒川区区民大会が行われました。2年生と1年生の新しいチームでの初めての大会です。

1回戦は尾久八幡中。

レフトに一志、長尾の2年生、センターは2年生の柳橋と1年生の増田、セッターが2年生の新谷と武井、リベロは2年生の澤田と1年生の富田でスタートしました。

初めての試合で固くなったのと、相手が形のできていないチームだったので、思わないボールが返ってきて、それに反応できなかったり、苦戦しました。それでも最後に逆転し、25-23で第一セットを取りました。第二セットは増田の代わりに、1年生の野村を入れました。このセットは落ち着いてきて、25-21で取り、勝利。

第二試合は強豪荒川4中。きれいな試合をする相手に、良く粘って拾いましたが、相手が数段力が上で、14-255-25で敗戦。

荒川区第3位となりました。

1年生が初めての試合にもかかわらず、リリーフサーバーで出た石川、南郷、センターで出た村上などみんな元気に活躍したことが収穫でした。

S40年卒 佐藤 勇

 

 2020年8月2日 荒川区交流大会(中学)

今年はコロナの影響で、荒川区大会、都大会は春・夏共に中止となり、3年生にとって、これが最後の大会でした。昨年の荒川区新人大会で、久しぶりに優勝し、今年も春・夏連覇を期待されていました。

前日に予選が行われ、諏訪台中が尾久八幡中に勝ち、荒川四中が荒川五中に勝ち、シードの開成中を入れて、3チームのリーグ戦で行われました。

開成は4月からオンライン授業で通常通りの日程で授業を行っていたため、期末試験の終わった714日からの練習再開でした。

中学一年生が12名入部し、3年生は主に1年生の指導に当たり、チームとしての練習はほとんどできていない状態でした。

2日は9時から第一試合の開成対諏訪台の試合が始まりました。

開成は3年生で編成し、レフト妹尾、比護、センター安原、坂口、セッター本多、セッター対角小倉、リベロ渡部、リリーフサーバー野木の布陣でした。本来センターに入る松田はけがのため欠場。ベンチには2年生の澤田、新谷、一志、内海、柳橋、武井、長尾が、ベンチ後ろには1年生12名が応援しました。

諏訪台はエースの2人が素晴らしいパワーで押しまくってくるチームで、チーム練習ができていない開成のブロックのインナーにスパイクを叩き込まれる立上りでした。1セット目は20-25で落としました。第二セットは少しずつスパイクコースにリベロが入って上げられるようになり、攻撃もフェイントを使うなど余裕が出てきて、25-22で取り返しました。

3セットもこのまま押し切れるかと思いましたが、諏訪台のエースのパワーがさく裂し、接戦でしたが22-25で落としてしまいました。諏訪台のエースの一人は4月から入ったアジア系の留学生でバレーをやっていた子でした。

第二試合は諏訪台中が荒川四中に2-0で勝ち、この時点で諏訪台中の優勝が決まりました。

第三試合は荒川四中との対戦でした。新人戦でもフルセットになった強敵です。

開成は2試合目となり、落ち着きを取り戻し、エースが十分に力を発揮し、25-1625-232-0で勝ち、準優勝となりました。

3年生はこれで中学チームから引退し、高校のチームに移ることになります。

須藤先生、コーチの酒井くんが本当に良いチームに育ててくれましたが、それを都大会で発揮できなかったのは残念ですが、おそらくベスト8くらいの力はあったと思います。

高校での活躍に期待しましょう。

S40年卒 佐藤 勇

《年間報告

■ 活動目次

2019年:

6/29夏季第5ブロック大会1日目

6/30夏季第5ブロック大会2日目

7/23 夏季都大会1日目

8/12 私学大会1日目

8/24 下町カップ

9/8 シード権大会

9/22 荒川区区民大会

10/6 新人戦荒川区大会

10/13 新人戦第5ブロック1日目

10/20 新人戦第5ブロック2日目

11/17 新人戦都大会1日目

12/22 学大杯

12/26 ウィンターカップ1日目

12/27 ウィンターカップ2日目


2020年:

1/19 荒川区1年生大会

1/26 ブロック別研修大会

2/16 六校リーグ

 

■ 活動詳細

2019年:
6/29
夏季第5ブロック大会1日目

足立十三中・荒川五中・淵江中と対戦した。初戦の足立十三中はブロックが綺麗に決まり1セット目を先取。ただ、2セット目は相手にうまく対策され、僅差で落とす。最終セットはブロック・サーブの狙いを絞り直し、流れを引き戻して、2-1で勝利した。2試合目の相手である荒川五中は春の区大会以降の公式戦で4回連続当たったライバル。1セットずつ取り合って迎えた最終セット、開成が4点差をつけ20点に到達したものの油断につけこまれ逆転を許し、1-2で敗戦。淵江には0-2で敗れ、セット率の関係で会場3位になった。

 

6/30夏季第5ブロック大会2日目

新田中・足立六中・忍岡中と対戦した。初戦の新田中は相手エースの1本目の強打を正本がドシャットし、試合の空気が決まった。その後もサーブ・ブロックが面白いように決まり、2-0(25-2025-15)で勝利。2試合目の足立六中には2-0(25-925-21)で勝利。3試合目の忍岡中は秋・春と都大会に進んでいるチームで事前から強敵と警戒していた。試合序盤は競り合うものの、中盤以降、比護と水戸のレフト2枚がレシーバーのいない所に強打・軟打を繰り返し、攻め切った。1セット目を25-232セット目を25-21で取り、2-0で勝利。僕の代(71)以降遠ざかっていた都大会に4年ぶりの出場を果たした。最高の1日だった。

 

7/23 夏季都大会1日目

成城中・荒川四中と対戦した。

“第一試合は成城中学。レフトにキャプテンの水戸と比護(2),センターに正本(3)と妹尾(2),セッター対角に小倉(2),リベロに岡本(3)のメンバー。(途中省略)目立ったのはリベロ岡本のサーブカットとスパイクレシーブ(ディグ),小倉の安定したサーブと2段トスなどの堅実なプレーでした。(佐藤先輩の文章を引用)

僕は大学の試験が被り1回線を観ることができなかったが、宮先生から「感動的な試合だった」とのお言葉を頂けるほどの試合だった。第二試合は荒川四中。都8位の強豪には敵わず、0-2(12-2518-25)で敗れた。僕は1セット目途中に会場に戻って来られ、両監督のご厚意で2セット目からベンチ入りさせて貰えたが、都大会に連れてきてくれただけでなく、一回戦を突破し、一緒に戦わせてくれた生徒達には感謝しかなかった。

 

8/12 私学大会1日目

芝中、日大三中と対戦した。芝中には2-0で快勝した。日大三中は都ベスト16の強敵。1セット目は終盤になっても23点差を詰め切れず、先に23点目を取られてしまうが、正本のサーブが相手を連続で崩し、最後は水戸がストレートに打ち切って25-23で勝った。2セット目、序盤に相手を大きく突き放すも、ジリジリと詰め寄られる。24-22でマッチポイントを握ったが、ここで相手のコース打ちをお見合いしてしまい、そこから逆転を許し、25-27で落とす。3セット目は相手の雰囲気に呑まれてしまい、大差で落とし、1-2で敗戦した。マッチポイントを握りながらも負けたことで、“油断大敵を学んだ。

 

8/24 下町カップ

中3が抜けて初めての公式戦。硬さが目立ったが、同等の相手2校には2-0で連勝した。3戦目の西中原中(前年度関東大会出場)には全く敵わず、大差をつけられ、0-2で敗戦。

 

9/8 シード権大会

荒川区の他4校と対戦し、全試合2-0で完勝。

 

9/22 荒川区区民大会

Aチーム、Bチームに分かれて出場した。Bチームは荒川四中Aチームと対戦し、0-2で敗戦。Aチームは練習中にセッターが負傷し、不安だったが、尾久八幡中・諏訪台中Aチームに連勝し決勝進出。都大会で負けた荒川四中Aチームへのリベンジを狙ったが、20点に乗るのが精一杯で、0-2で敗戦。準優勝だった。

 

10/6 新人戦荒川区大会

諏訪台中、荒川四中と対戦した。諏訪台中は相手エースの博打気味な速いジャンプフローターサーブに苦戦し、中盤まで接戦が続いたが、開成のサーブがジワジワ効いて逆転。2セット目は大差で取り、2-0(25-19,25-13)で勝利した。荒川四中戦。1セット目は開成の両レフトと相手エースが共に精彩を欠いたが、サーブで押し切り先取した。2セット目は相手が開成の穴を見破り、返球で狙ってきたため苦しい展開だった。中盤まで粘るも最後に離され落とした。3セット目は開成の両レフトが随所に軟打を織り交ぜつつ、パワフルな強打で押し切りセットを取った。2-1(25-18,21-25,25-19)で勝利し、7年ぶりの区大会優勝を果たした。

 

10/13 新人戦第5ブロック大会1日目

蒲原中学校、荒川五中、足立十一中と対戦した。台風19号の影響で開催場所・開催日が動いた非常にハードな大会だった。蒲原中学校、荒川五中に2-0で連勝し都大会進出を早々に決めた。足立十一中戦はリベロの渡部を中心にレセプションが非常に良く、安定した試合運びを行い、25-1525-9で勝利した。

 

10/20 新人戦第5ブロック大会2日目

足立九中、淵江中、足立十三中と対戦した。足立九中戦。1セット目は一進一退となるも、開成のサーブが走り、勝負所で松田のクイックも決まり、終盤抜け出すものの、23-22となったところで相手エースにサーブ順が周り、ジャンプサーブで崩され、逆転を許し、23-25で落とす。2セット目は序盤はリードするも相手のクイックを中心とした攻撃にブロックが対応できず、中盤逆転され、19-25で落とし、0-2で破れた。続く淵江中戦。1セット目はサーブで相手リベロを崩し、中盤まではついていく。しかし、速いコンビバレーに翻弄され16-25で落とす。2セット目は何もできず10-25で落とし、0-2で破れた。3試合目の足立十三戦。試合開始直後、比護が出血で離脱し、いきなり苦しい展開。代わりに入った野木のサーブが続き、中盤まではリードしていたが、決定力を欠き、終盤失速。20-25で落とす。2セット目は比護が戻るも、疲労もあってか全体的に集中力が落ち、18-25で落とし、0-2で破れた。0勝3敗で5ブロック4位に終わり、悔しい大会だった。

 

11/17 新人戦都大会1日目

聖徳学園と対戦した。小学校からバレーをやってきた1年生のみで構成された、第9ブロック1位の強豪だった。相手の1枚エースは180cm近い選手が2枚ブロックでついても手をつけられないほどの選手で、終始苦戦する。1セット目は安原などのサーブで相手を崩す場面が多く、中盤までシーソーゲームだった。15-20とリードされたが、そこからブロック、スパイク、サービスエースと続き、22-21と逆転。だが、終盤でジャッジミス・レセプションミスと痛いミスが続いてしまい、23-25で落とす。2セット目は相手チームがサーブを強くして仕掛けてきた。立ち直せず、12-25で落とし、0-2で敗戦し、都ベスト64で終わった。開成の売りは高さを生かした強打とブロックだったが、聖徳側に対策を練られてしまい、実力差よりも実戦力の差を痛感した。

 

12/22 学大杯

大森二中、中央大学附属中、サレジオ中Bチームと対戦した。大森二中戦。都9位の強豪だが、インフルエンザでエース・セッターを欠いており、好機を活かして勝つぞ!と団結し、試合に臨んだ。妹尾の強打、比護のサーブ、他選手のコース打ちが光り、序盤に大差をつける。しかし、相手のレシーブとテクニカルなプレーに苦戦し、点差をジリジリと詰められつつ終盤を迎える。以前だったら焦って負ける流れだったが、都大会を経て終盤も落ち着きを保つことができるようになった部員達は強く、25-23で勝利した。続く中央大学附属中戦は完勝し、午前中の予選は1位通過した。準決勝の相手はサレジオ中Bチーム。相手のロングサーブや、レフト2枚のクロスへの強打に苦戦し、序盤に大きな点差をつけられたが、比護の前サーブを中心にサーブで揺さぶりをかけ点差を詰めていく。中盤以降はシーソーゲームとなり、遂に23-23を迎える。ここでワンタッチボールをお見合いしてしまい、23-24。最後はラリー中にミスが出て23-25で破れ、3位で終わった。

 

12/26 ウィンターカップ1日目

3戦とも2-0で勝利し、翌日を1位リーグで戦うことが決まった。

 

12/27 ウィンターカップ2日目

桐朋中、サレジオ中Bチーム、桐光学園と対戦した。桐朋中は高身長の選手が揃ったチームで1セット目はブロック上からのフェイント、ブロック、特徴的な軌道のサーブに苦戦した。しかし、妹尾が尻上がりに調子を上げ、終盤に連続して強打を決め、接戦を制した。2セット目はサーブで相手を崩す場面が多く完勝し、2-0で勝利した。続くサレジオ戦。1セット目は5日前のリベンジに燃える開成がブロック、強打、サーブと相手を圧倒し大差でセットを取る。2セット目は本多のトスワークも光り、中盤までは僅かなリードを保つ。だが、開成にスパイクミスが出た場面で相手のトリッキーなプレーが決まり、流れを持って行かれてしまう。最後に追い上げるも及ばず、セットを落とす。最終セット、安定感が売りの小倉に珍しいミスが2本続き、チームに動揺が走る。両レフトの強打で必死に追い上げるが、落ち着かない雰囲気が最後までなんとなくコートに残り、接戦を落とした。1-2で敗戦。桐光学園戦は疲労・落胆の色が濃かったものの、選手交代を多用してなんとか2-1で勝利した。最終結果として16チーム中2(1位リーグ内で2)だった。

 

2020年:
1/19
荒川区1年生大会

荒川区の他4校と対戦した。諏訪台中・荒川四中に敗退、尾久八幡中・荒川五中に勝利し、3位だった。

1/26 ブロック別研修大会

東村山六中、小平四中と対戦した。2チームともガンガン攻めてきたため苦戦したが、各試合1セット目は僅差で勝った。しかし、2セット目は落ち着きを取り戻したことで、坂口や松田を軸に安定したブロック力を発揮し、大差で勝利した。

2/16 六校リーグ

駒場東邦中、麻布中、暁星中と対戦した。駒場東邦中・麻布中に対しては下級生を多く混ぜたメンバーで戦った。駒場東邦戦では1セット落としてしまうも、他のセットは大差で勝利し、1位で午前中の予選を突破した。暁星中戦1セット目、相手のレフトエースのクロススパイクや高身長セッターのブロックに苦戦し、いつも取っているはずのラリーを落としたり、サーブで押し込まれる場面が続いて苦しい戦いだった。だが、終盤に比護が連続してインナーに強打を打ち切るなど勝負強さをみせ、25-23でセットを取る。2セット目は点差が大きくつくことはないものの、常に数点のリードを保ちながら試合を進め、25-19でセットを取り、6校リーグで(須藤先生の監督就任以降しか記録がないが…)初優勝を収めた。

 

総括

 高身長の選手が集まっているチームでした。高さを活かしたスパイクやブロックなど目に付く所に加えて、二段トスの精度は揃っている上、3枚で入っているレセプションも被エースが少なく、歴代のチームの中でも「安定して高水準の攻撃を繰り出す」力は最高レベルだったと思います。僕の指導が原因で部員と衝突したこともあり、最大限の強化は実現できませんでしたが、それでも強敵相手に勝利を積み重ねた部員達を賞賛したいです。コロナの影響で完成形を迎えられなかったのは残念ですが、紛れもなく近年最強の代の一つだと思います。OBの方々には大会に来て頂いたり、色々な形で部員にアドバイスを頂いたりと多くのご支援をいただきました。現役部員に代わりましてお礼申し上げます。

 <文責 H30卒・酒井>

 

年間報告

2019年:
6/9
インターハイ予選1日目

8/19 私学大会(夏)

9/1 全日本バレーボール選手権予選大会

11/3 新人大会1日目

11/10 新人大会2日目

12/16私学大会(冬)

2020年:
1/19
新人決勝大会

 

2019年:
6/9
インターハイ予選1日目

最上級生が引退して初めての大会で、3年生が残っている学校も出場する大会である。善戦するも、錦城学園にフルセットの末敗れ、シードを落としてしまった。

 

8/19 私学大会

●開成 25-23, 13-25, 22-25 暁星○

暁星の2枚エースの足の長いスパイクに苦戦する。負傷者が出て、橋本の連続サービスエースで一時ピンチを切り抜けたものの、フルセットの末敗北した。

 

9/1 全日本バレーボール選手権予選大会

本郷高校に25-18, 25-23で勝利し、コート決勝に勝ち残るものの、シード常連校の多摩大目黒に終始圧倒され、シード奪還は叶わなかった。

 

11/3 新人大会1日目

コート決勝

○開成 2-0 ●専修大附

相手の強力なレフト攻撃に苦戦したものの、ブロックで対応し、エース橋本のスパイクで打ち勝ち、大金星を挙げた。シードを奪還。

 

11/10 新人大会2日目

●開成 19-25, 12-25 ○関東一高

シード奪還をして間もない大会であり、挑戦者として挑んだものの、相手の洗練された守備と、相手の早いクイックに対応しきれず、格の差を見せつけられた。

 

12/16私学大会(冬季)

高体連公式戦でもシード校の日大三高に終始圧倒され

試験大会直後で厳しい大会ではあったものの、反省が残る結果となった。関東出場を果たすために超えなくてはいけない壁の高さを知るという意味では収穫のある大会になった。

 

2020年:
1/19
新人決勝大会

●開成 15-25, 26-24, 25-20 ○関東一高

新人大会で敗北した因縁の相手との再戦となった。相手のサイドが強化されていて、チームとしての攻撃力が上がっていた。

一方こちらは不運にも負傷により欠員が相次ぎ、大胆にもセッターだった中山をレフトに据え、一年生セッター太田を起用する。

1セット目は相手の多彩な攻撃に翻弄され、大差で落とした。

2セット目では、当校センターの執念深いブロックでワンタッチが機能し始めた。守備の安定に応えるように攻撃も爆発し、橋本を中心に得点を重ね、セットをものにする。

3セット目も中盤までは競る展開であったが、単調になったこちらの攻撃に相手も対応し、ブロックポイントを重ね、終盤に引き離されゲームを落とした。

 

総括 

怪我による欠員が相次ぎ、フォーメーション変更を強いられたりと苦難の道でした。なかなか力になれなかった私が言うのは恐縮ですが、そんな中でもシード奪還を果たすなど、結果を出すことができたのは立派であると思います。なかなか意思統一がうまくいかない代ではありましたが、新人のあたりからは一体感が見え始め、部長キャプテン問わずチームのためになろうと働く部員が増えてきたのが印象的でした。大変惜しいですが、コロナウイルスのために、この代は新人決勝大会を最後に引退することとなりました。OBの皆様、一年間練習のご支援、ご声援ありがとうございました。これからも末長くよろしくお願いいたします。

<文責 H30卒・能丸>